真空管いろいろ/5R4整流管
 
 ※2016/09/11 追加投稿
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   私は真空管アンプを製作する場合、シリコン・ダイオード整流より、整流管を使用する場合が多い。まあ、アンプの性能とかもあるのでしょうが、単に整流管を使用したほうが、いきなり出力管などのプレートに高電圧がかからないよう、気分的な安心感と、見た目の真空管のバランスなどで使用するまでです。
 真空管のヒーターが完全に点火してから電圧をかけるようにするならば、古めかしい整流管を使用しなくても遅延スイッチや、リレーで調整は出来るので効率の良いシリコン・ダイオード整流に拘るマニアの方もおられるようです。
 
 しかし真空管アンプは、見た目も大事・・・と思っているので、整流管に拘る時もあるのです。今回、紹介する5R4は、そんな拘りで使用する整流管のひとつでしょう。
 5R4は、同じ球でも5R4-GYとか、5R4-GAとか、形もいろいろありますし、ハカマの色も茶ベースなので、高電圧送信管のVT-25(10)や、VT-62(801/801A)などのアンプに使用すると、高電圧用の5R4と相性がバッチリあい、見た目にもバランスが良いアンプになります。
 
 私の手許には元箱入りの新品を含め何本かの5R4があります。
全部、昔、秋葉原で1本1000円で購入したものです。
 
 RCAの5R4(5R4GY)です。結構、本数があったのですが、差し上げたりしてストックは、この1本だけで、あとは全部、アンプに挿して使用中です。
 
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  こちらは軍用のJAN球、5R4-GA・・・形がSTタイプのG管ではなく、長身のGT管タイプです。この球も差し上げてしまい、ストックの予備球は、2本だけになりました。
 
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 どちらも電気的特性は同じなので、そのまま挿し替えが出来ます。
 
  5R4の規格は、こちらです。
     ↓
 
  
  涼しくなってきたので・・・近いうちアンプつくり
  を再開します・・・お楽しみに・・・
 
  では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。