シューベルト/オラトリオ 「ラザロ」
 
 前回の投稿では、シューベルトのあまり馴染みのない 「スターバト・マーテル」 を紹介しましたが、今回もほとんど知られていないシューベルトのオラトリオ 「ラザロ D689」 です。
 
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     ヘルムート・リリング指揮
     バッハ・コレギウム シュトゥットガルト 他
 
 このCDは何年か前の単身赴任中にタワー・レコード横浜店で見つけて購入したもの。 「ん・・?・・シューベルト作曲のオラトリオ?・・・そんなのがあったのかい?・・・しかも合唱の名指揮者ヘルムート・リリングの演奏!・・・」 ということで、「まあ安価なので購入してみるか・・・」 という感じで入手した2枚組のBOX・・
 クラシック音楽は好きなのですが、こんな曲まで手を出してくると、もはや趣味とはいえ、かなりの病気・・・そんなわけで今では所蔵のLPやCDなどの音源が1万枚を超えてしまったのです・・・・。
まあ、自分でも呆れています。。。。 
 
 さて、このオラトリオの 「ラザロ」 ですが 「ラザルス」 という表記もあるようです。復活の祝日=復活祭をオラトリオとした音楽です。購入したまま、つまみ聴きはしていたのですが、今回、あらためて全曲を聴いてみました。・・・輸入盤なので対訳を探したのですが、何を調べても全く見当たりません。なので曲のストーリーも分からず・・・130分という長時間を単なる音楽として聴くのは、かなり辛いところもあります。それでも美しい旋律などが多く聴かれれば良いのですが、正直、何とつまらない音楽なのかと思うほどで一度聴けば十分・・・・よくCDを見たら、この曲はシューベルトの未完の曲で、どこまでがシューベルト自身による曲なのかもさっぱり分からずじまい・・・3幕あるうちの2幕の途中までらしいのですが・・・まあ、それでも多く歌われる合唱についてはシューベルトらしさが少しみられるのが救いかも・・・
 
 しかし世の中には私では到底およばない 「クラシック・マニア」 のプロの方がおられるのには驚きです。この曲についてブログの投稿を見つけました。この曲に興味をもたれた方は、ぜひご参考にされると良いと思います。。。
 
 こちらのブログです。
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この他、「声楽・宗教曲・オペラ」の書庫の過去の投稿はこちらです。
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 2曲のレクイエムと荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)
 ・・・・・・・ 若くして亡くなった名テノール歌手の名盤を紹介
 
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。