真空管いろいろ/6EM7真空管
(6EM7を使用した2台のシングル・アンプ)
このところ、仕事が忙しく休みが少ないので、アンプ作りも少し、お休みです。近いうちに家にあるジャンク品やストック品をかき集め、久しぶりにアンプを作る予定です。・・・と思っているのですが、電源トランスの適当なものが手許にありません。
何を作るかは少し考えましょう・・・
新たなアンプの製作に取りかかるまでは、この「真空管いろいろ」の書庫で手許にある真空管を紹介しますね・・・
今回はテレビ用の複3極管6EM7を紹介します。
6EM7は、テレビジョン用の偏向管で、垂直発振出力増幅用に使用された真空管ですが、オーディオ用としても使いやすく、便利な真空管です。
※夜に撮影したので明かりが反射し見えにくいですが・・・

6EM7は、第1ユニットはμ=68の高増幅3極管、第2ユニットはrp750Ωと内部抵抗が低い3極管で、Ep250V、Ip37mA、Eg -37Vで、片チャンネル1本だけでも2A3シングル並みの約3W位の出力のアンプを作ることが出来ます。
プッシュプルでも2本あれば片チャンネルが出来てしまいます。
また、強力なドライブ管としても使用出来ます。第2ユニットは、内部抵抗も低いため、トランス・ドライブにも適しています。
■6EM7の規格はこちらです。
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この6EM7を使用したロフチン・ホワイト・アンプとCR
結合シングル・アンプの投稿記事はこちらです。
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では、今日はこのへんで・・・HIROちゃんでした。