6080真空管とプッシュプル・アンプ
 
 我が家のインターネット接続機器の故障で、インターネットへの接続が不通になり、ブログの新規投稿やコメントが全くできませんでしたが、機器の交換により本日復旧しました。
 
 我が家の手許に6080真空管が何本かあります。
6080は、電圧調整用の真空管で、6AS7-Gと同規格の低μ双3極管です。
 
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 6080は、前記のようにレギュレーター管ですが、rpが非常に低く、280Ωという真空管。2A3の800Ωよりもかなり低くなっています。
 真空管の規格表では、電力増幅用としても分類されているものもあります。ただし、この6080は動作時にものすごく真空管が熱くなるので放熱対策をしたほうがいいでしょう。
 また、この6080は、2つの3極管が封入されていますが、同じ管内でもユニット毎でかなりのバラツキがあるのには閉口します。アンプを製作する場合には、何本か用意して特性を確認したほうが無難です。
 
6080(6AS7-G)の規格はこちらです。
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この6080を使ったプッシュプル・アンプは非常に力強い重低音と、輪郭のはっきりとした音を出してくれるアンプです。
 
下記回路のアンプは、以前にも紹介した6080ppアンプ
あり合わせの部品だけで製作したものです。回路的には、NFBをかければ、いわゆるウイリアムソン・アンプですネ。初段管にテレビ用の球を使用してみました。
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
上記のアンプの写真、製作投稿記事はこちらです。
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【参考記事】
ブログでおなじみのKIYOさんの6080アンプは、こちらです。
このアンプは、ラックスのA-3500を6080ppに改造したもので、昨年(2015年4月開催)の常陸管球の会の試聴会で、試聴の評価が非常に高かったアンプです。(その他の製作記事もあります。ぜひ訪問して下さい)
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では、今日はこのへんで・・・・HIROちゃんでした。