6F6-GT真空管(NEC/日立製)
 
 イメージ 3手元に国産品の
NECと日立製の
元箱入りの6F6
-GTが約20本
近くあります。
そのうち何本かは
アンプを作り、使
用していますが、
それでもまだ新品
が何本かあります。
 
  
 
  ※夜、蛍光灯の下で写したので、影が出来てあまりよく写っていませんが・・
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 このうち、日立製のものはクリア管ではありません。日立製の箱の中に6F6-GTの規格表が入っていましたので掲載します。
 字体に難しい旧漢字が使われていますし、文面から見ても製造年は、かなり昔ではないでしょうか。どちらも30年くらい前に秋葉原で購入したものです。
 
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 マニアの方の中には6F6-GTは、ラジオ球でオーディオ球としては使い物にならない駄球と、決めつけておられる方もいると思います。
 しかし実際にアンプを製作して音を聴いてみると、オーディオ・アンプ用として十分使用出来るパワー管であることがわかります。
 
 
 6F6-GTはST管の42と同じ規格の真空管です。5極管でプッシュプルで動作させても良い音がしますが、3極管接続にすると、実にご機嫌な音になります。好みはありますが、個人的には特性が少し似ているビーム管の6V6-GTよりずっと良い音がすると私は思います。
 
 この6F6-GTを使ったアンプは、右側の6F6・6V6アンプ集」の書庫に製作例が何台かあります。
 また、6F6-GTの3極管接続によるロフチン・ホワイト・アンプは、出力が約0.8Wと小さいですが、実に素直な音を聴かせてくれます。このアンプは「ロフチン・ホワイトアンプ集②」の書庫内に投稿があります。コンパチブルのロフチン・ホワイト・アンプとして製作、6F6-GTの他に6V6、6L6使用出来るほか、6GA4も挿し替えて使用できます。
 
では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。