5670シングル・ミニワッター
※2016/01/09 19:50 追加投稿しました。

以前製作した5670ミニワッターの動作がプレート損失をオーバーしていたことから、あらためてあり合わせの部品をかき集め、今回はテスト的に、ごく簡単な回路で組み立て、動作を確認してみました。(B電源部はかなり、簡略しています)



このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
今回の回路の定数ですと、5670の出力部のプレート損失は・・・・
(165V-2V)×7.4mA=1.2W となり、5670の片ユニットあたりの
プレート損失の規格1.4W以内となっています。
しかし、5670を片ユニットのシングルでミニワッターとして動作させるのは多少、無理があるようです。実際にスピーカーに繋いで聴いてみると、ボーカル用や室内曲、BGM用として使用するなら十分な音量ですが、ヴォリュームを30%位回したところで最大出力となり、クリップしてしまいます。
5670の増幅率(μ=35)、Rp(プレート抵抗:6.4KΩ)、Pd(プレート損失:1.4W)という規格から判断すれば、アンプの初段管など、電圧増幅用に使用するのが良いと思います。
もし、5670をミニワッターとして採用するならば、パラ・シングル、あるいはプッシュプル、パラ・プッシュプルなら十分な音量で鳴らすことができるでしょう。
ということで、音量はミニワッターとしては、まずまずですが、もう少しパワーが欲しいので、真空管を替えて再度、作りなおしてみます。
作りなおしましたら、また結果を報告します。
※2016/01/09 19:50 追加投稿
真空管を6FQ7・6CG7に変更、回路の定数も変更、電源部も
強化しました。12AU7の7V管、7AU7も、そのまま挿し替える
ことができます。
変更により、パワーが大きくなって、なかなかイイですよ。
明日、新たにブログに投稿します。
たまには、遊びで、ミニワッターいじりも楽しいですが、本格的なアンプを作っておられる方から見たら笑われそうです。。。。趣味ですから、このような楽しみ方もありだと思っています。
■関連記事
この書庫内には過去の次のアンプの投稿記事があります。
■テレビ管18GV8を使ったミニ・アンプ
■5670パラ・シングルアンプ
■1626(VT-137)ミニ・シングル・アンプ
■ 12BH7A/12AU7 ミニ・アンプ①
■ 12BH7A/12AU7 ミニ・アンプ②
(ヘッドフォン・アンプ兼コントロール・アンプ)
■「5670ミニアンプ」、および「12BH7Aミニアンプ」
では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。