■3大テノール/ホセ・カレーラス
 
 3大テノールとは、良く言ったものです。「3大テノール」とは、ルチアーノ・パヴァロティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カラーラスの3人が共同でコンサート活動をしたことから言われているようです。
 
 このうち、パヴァロティは2007年に他界しています。
 ドミンゴは、最近は指揮者として活躍していますが、彼が指揮して録音したプッチーニの「喋々夫人」のCDを持っていますが、イマイチ。他の演奏はどうなんでしょうか・・・・
 
 
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 さて、右側のCDは1994年と1998年のワールドカップ前夜祭の公演のライブ盤CD。この他にも録音は出ているのですが、このシリーズは、この2枚しか持っていません。
 ここではライブらしく3人とも熱演。
しかし、この3人の中では、一番若いせいかも知れませんが、私は、ホセ・カレーラスが最も好きです。
 この2枚に収められている曲は省略しますが、体も他の2人と比べると小さいのですが、歌声は素晴らしく、伸びと艶のある力強い歌声を聴くことが出来ます。
 
 ホセ・カレーラスのCD等はカラヤン指揮のプッチーニ「トスカ」など何枚かのオペラは持っていますが、カレーラス1人のCDとなると、上記の2枚と次の2枚しか持っていません。
 
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 このCDは、輸入盤で「3大テノール」のオペラ・アリア集です。この中でカレーラスが歌っているのは、次のとおり。
 
・世界中どこでも~蝶々夫人
・妙なる調和~トスカ
・女心の歌~リゴレット
・あれか、これか~リゴレット
・星は光りぬ~トスカ
・あの人が遠くに~椿姫
 
イメージ 2
 
 
 このCDも輸入盤で、こちらは全てカレーラス。
ジャケットの写真は若いですね~。このCDでは、ヴェルディと、プッチーニのオペラからの曲ばかり15曲が収められています。
 
 しかし、上記の2枚は、ライブ録音のモノラル盤。どうやらプライベート録音をCDにした海賊版たぐいのようです。どちらも廉価盤でした。
とは言え、臨場感がありカレーラスの声も、とても若々しく聴こえます。
 いつもは、交響曲などを聴くことが多く、特にイタリア・オペラは苦手なのですが、全曲でなく、アリアのつまみ聴きをしながら、通勤の車の中で聴くのもありです。そのうちイタリア・オペラも多く聴くようになると思います。
 
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では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。