■ミュージカル映画 「オズの魔法使い」
 
 
  このDVDは(株)コスミック出版の「ミュージカル映画大全集」10枚組の廉価DVDの中の1枚。
 
監督はヴィクター・フレミング、主なキャストはドロシー役のジュディー・ガーランド、フランク・モーガン、レイ・ボルジャーなど。1939年MGMのミュージカル映画。
 
イメージ 1ジュディー・ガーランドは、この「オズの魔法使い」で大ブレークしますが、彼女の人生は正に波乱万丈・・・契約していたMGMから13歳の時に痩せさせるために覚せい剤を強要された話は有名。MGMに出演したミュージカルでは、ほとんど「覚せい剤」を飲みながら歌っていたようです。この映画の後は、「若草の頃」(1944)などに出演し、全盛期を迎えますが、薬物中毒が悪化、何度となく自殺未遂を起こすなどをし、ついには睡眠薬の過剰服用により1969年に47歳という若さでこの世を去っています。
5回結婚したことでも有名のようです。「若草の頃」の監督、ヴィンセント・ミネリは2人目の夫。彼との娘がライザ・ミネリ。
 
さて、この「オズの魔法使い」ですが、1939年の作品と古い映画にもかかわらず、カラーです。
ストーリーは、少女ドロシーが竜巻で家ごと巻き込まれていまい、飼い犬のトトと共に不思議な夢の国、「オズの国」へと飛ばされてしまう・・・臆病なライオン、カカシ、ブリキの人形と共に、いろいろな体験をするのですが・・・・(ストーリーは、これ以上は書かない事にしましょう)
 
オープニングの現実世界はセピア色の単色映像ですが、「オズの国」になると画面はカラーに・・・1939年とは思えない美しいカラー映像です。また、CG無しで、これだけの映像が撮れた事は、当時の撮影技術が素晴らしかったことを示しています。
子供から大人まで楽しめるミュージカル映画と言える名作品です。
 
関連記事(この書庫内には下記の投稿があります)
 
■ミュージカル映画「王様と私」
■ミュージカル映画「オクラホマ」
■映画「オーケストラの少女」
■ミュージカル映画「踊る大紐育」
■宝塚歌劇花組公演/東京宝塚劇場
■ミュージカル映画「雨に唄えば」
■ミュージカル映画「マイ・フェア・レディー」の音楽
■劇団四季/ミュージカル/「リトル・マーメイド」
■ミュージカル「ウエストサイド物語」とその音楽
■ミュージカル映画「ハロー・ドーリー」
■ミュージカル映画「シェルブールの雨傘」
■ミュージカル「南太平洋」の音楽
 
 
 
 では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。