■WE-101Lが6本・・・どうしよう・・
※2016/09/08 追加投稿
WE-101Lのプッシュプル・アンプを作りました。
画面右側の書庫「WE101Lppアンプ」に記事が
あります。あとから見てください。
手元にウエスタン・エレクトリック社のWE-101Lの元箱入りの新品が6本あります。


WE-101LはWE-101D、WE-101Fと類似した、いわゆる#100シリーズの真空管。
#100シリーズには、そのほかにWE-102D、WE-102F、WE-104D、WE-104Fがありますが、この中でWE-102D、102Fは増幅率μ=30で通話用検波増幅用、オーディオ用としてはドライバーとして使ってみたい真空管です。
WE-104D、104Fは終段増幅用の真空管、小出力ですが、オーディオ出力管としても非常に魅力があります。プッシュプルなら2~3Wくらいの出力のアンプが出来ます。ただし非常に高価な入手困難な真空管でしょう。
WE-101Lは、前記のようにWE-101D、WE-101Fに類似した真空管で、101Dや101Fより、さらにフィラメント消費電流を少なくした電話通話用万能管です。外観は45と同じくらいのプレートで、しっかりした大きさ、出力管と見違えるような球です。
ミニワッターの出力管としてなら使用できないこともありません。12A並みの出力でしょう。
このWE-101L、かなり昔にオール直熱管のイコライザ・アンプかライン・アンプを製作するつもりで購入したもの。購入したまま一度も使用しない真空管・・・昔、MJ誌でWE-101Lを使用した製作記事が掲載されたときに価格がだいぶ高騰したようですが、現在は、この101Lは全く人気はないようです。
さて、このWE-101L・・・どうしよう。。。。出力管としてミニワッターに使うか、それともライン・アンプでも作るか・・・まだまだ生かしてあげられるまでには時間がかかりそうです。
参考にWE-101Lの規格表を掲載します。

では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。