■ジャンクコーナー/真空管編 その11
    ・・・・6BX6 真空管・・・・
 
  今回、紹介するジャンク真空管は6BX6です。
6BX6は、オーディオ用の真空管ではなく、FMラジオやTVの音声中間周波増幅用として使用されたシャープカットオフ管です。オールドの方で昔、壊れたテレビから真空管を抜き取って集めていた?方や、テレビの修理をされた方などは、今でもジャンク箱の中に入っているかもしれません。
 
イメージ 1
 
 左側の3本はナショナル(松下)製の6BX6、右の1本は三菱製のものです。作りが異なります。
イメージ 2 ちょっと見ると、メッシュ・プレートに見えますが、外側の部分は実はシールドで、プレートは表からは見えません。 見た目の大変、綺麗なMT管です。
 私は持っていませんが、6EJ7や、6EH7も同じような構造の真空管でピン接続も同じです。
 
 このような高周波管でもオーディオ用として十分に使用出来ます。6BX6は、出力管として使用するのはチョット無理がありますが、アンプの電圧増幅用としては、使用できます。3極管接続にしても使用出来ます。特性は異なりますが、ラフに使うなら、6EJ7や、6EH7とも、そのまま挿し替えてドライブ球として使用出来るでしょう。
 オーディオ用として良く使用される6267(EF86)など、お高い球を使用しなくても、これらの6BX66EJ7などでも、十分使用できます。
 (但し6BX6と6267のソケット・ピン接続は異なります)
6BX6ならオークションでもかなり安価で入手できると思いますし、新品でも安いはずです
これらの球がジャンク箱に入っていたら、チョット使ってみてはいかがでしょうか・・・・
 
 なお、mosukeさんのブログで、この6BX66EJ7のアンプへの応用の投稿記事がありました。訪問されて見てください。紹介の写真も綺麗ですよ。
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・・・・・・お知らせ・・・・・・
 このコーナーは私がアンプに使用した経験のある真空管を中心に掲載しますが、けっして、これらの真空管のアンプへの使用をお薦めしている訳ではないことを御理解下さい。
 また、使用した経験のある真空管といっても、ある程度、真空管に対する知識のある方を対象として、投稿しますので、これらの真空管をお使いになる場合には、あらためて規格表などを確認のうえ、あくまで自己責任で設計したり、実験したりして下さい、投稿者としての責任は、一切持ちません。
※過去に投稿し紹介したジャンク真空管は下記の通りです。
  全てアンプに使用できます。これまでに紹介したジャンク真空管の
  投稿記事です。
■ジャンク・コーナー/真空管編 10 は、こちらです。
6GK5/(6FQ5A)/6HA5/(6HQ5) 真空管
■ジャンク・コーナー/真空管編 9 は、こちらです。
6AV6/12AV6/3AV6 真空管
■ジャンク・コーナー/真空管編 8 は、こちらです。
6AN8/5AN8 真空管
■ジャンク・コーナー/真空管編 7 は、こちらです。
6Z-P1、3Y-P1 真空管 
■ジャンク・コーナー/真空管編 6 は、こちらです。
6J6(5J6)、6M-HH3(5M-HH3)真空管
■ジャンク・コーナー/真空管編 5 は、こちらです。
今後、紹介予定の主なジャンク真空管リストです。
■ジャンク・コーナー/真空管編 4 は、こちらです。
6CS7 真空管
■ジャンク・コーナー/真空管編 3 は、こちらです。
6BN8 真空管
http://blogs.yahoo.co.jp/hirochan29dec2951/67482583.html
■ジャンク・コーナー/真空管編 2 は、こちらです。
6DJ8、6R-HH8、6R-HH2、6BQ7A 真空管
■ジャンク・コーナー/真空管編 1 は、こちらです。
  
12R-LL3、12AV7、5965、5963 真空管
    
では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。