■ライン・コントロール・アンプ 計画 その3
使用ケース/出力管の決定/使用トランス・・・・・
トランスの磁気シールド取付・・・・シャーシ加工・・・・
・・・作り始めました・・・・
※2015/06/12 追加投稿
アンプ完成しました。この後、詳細な記事をアップ
します。
パワー管を使用したトランス出力のライン・コントロール・アンプの製作ですが、今回も1円もかけず、全て家にある、ありあわせのもので製作することにしました。
■使用ケース

(ケースはリードのLH-4(W220×H130×D220)と非常にコンパクトな汎用ケースです)
他の取り出した部品は今回は使用しません。電源トランスは壊したアンプの物は電流が30mAと少ないので、別の小型アンプを壊し60mA用の山水の中古の電源トランスを使用することにしました。

■使用真空管について
真空管はケースの大きさ等も考慮し、MT管の6AR5を3極管接続で使用することにしました。ソケットの1番ピンと7番ピンを繫いでおくと6AQ5もそのまま挿し換えることが出来ます。6AR5の3極管接続の音は素晴らしく、大いに期待できます。
■ライン出力用トランスの決定

前回、紹介したように5KΩ:5KΩ(2.5KΩ×2)/30mAという規格のものです。今回は2次側をパラにして1.25KΩ出しのライン・アンプとなります。
■トランスの磁気シールド取付
使用する電源トランス(山水PV-60A)と、東栄変成器の小型チョーク・トランス(10H/50mA)には磁気シールドがありません。



(この板、今回のためにアンプ作りのお友達、KIYOさんから頂きました。感謝!)
ライン・アンプなのでハムは出せません。この程度のシールドでも効果はあると思うのですが・・・・
電源トランスは、ネジを外してバラし、帯状に切った鉄板を挟めて取付ました。
・・・・・シールドを施したトランスの写真です・・・・・・


■シャーシ(ケース)加工

電源トランス用の穴も狭くて入らなかったので、ヤスリで削り広げました。少し寸法や位置がおかしくてもケースに収めてしまうので、目立ちません。それにしても今回の穴あけは随分雑でした。。。。

今日の作業は、別の用事もあったので、ここまで・・・・
あとは部品を取付、配線だけです。ケースが小さいのでハム対策が結構大変かも・・・・・その場合には秘策があります????
電源トランスを離して取付出来なかったので、多分ハムが少し出るはずです。。。。。
明日は午前中は授業があり、仕事ですが、午後からは休みなので、残りの配線等をしたいと思います。非常にシンプルなライン・アンプですので、明日中には完成します。・・・・ たぶん
完成したらブログで報告しますね・・・・
では、また明日、、、、HIROちゃんでした。
【参考記事】
同じ書庫内に下記のプリアンプの記事があります。
下記のアドレスをクリックすれば直接記事に繋がります。
■ライン・コントロール・アンプ計画その2
・・・・使用真空管について・・・・
■ライン・コントロール・アンプ計画その1
・・・・使用トランスについて・・・・
■フォノ・イコライザー付きプリ・アンプ(2台分)
■テレビ管6M-HH3を使用したコントロール・アンプ
■コンパチブル・コントロール・アンプ
■12AU7/5814/5963コントロール・アンプ
6AR5/6AQ5コントロール・アンプ
■CR型イコライザー・アンプ (2台分)
■12AX7A ― 12AU7A プリアンプ(NF型イコライザー回路採用)