■316A(VT-191)送信管アンプの製作 その1
 
 ドアノブ管の316A(VT-191)送信管のシングル・アンプの製作ですが、仕事に少し余裕が出たので、古いアンプを壊し、部品取りをしました。今回のアンプもほとんどの部品が中古品の再利用です。シャーシは、以前に買っておいたストックのシャーシを使います。(奥澤 O-9 350×200×60)
 ここにある全ての部品を使う訳ではありませんが、使えそうな部品をいくつか並べてみました。
 
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 トランス類は、壊した古い316Aアンプの物をそのまま使用することにしました。電源トランスの前にあるヒーター・トランスは、SELのトランスで、
316Aのフィラメント用に使用します。規格は2.5V/6Aというもの。
今回もAC点火で製作しますが、前回はハムバランサーを付けませんでしたが、今度はハムバランサーをつけます。
 出力トランスは、写真に写っているタンゴのU-608を使用するか、東栄変成器のOPT-5Sのどちらを使うか、まだ迷っていますが、OPT-5Sは新品のストック品なので次のアンプにとっておこうかな・・・とも思っています。
最近は、このOPT-5Sが、お気に入りのOPTです。コア材はハイライトで安価ですが低音が良く出る素晴らしいOPTです。同クラスのOPTでは春日無線変圧器のOUT-54B-57や、ノグチトランスのPMF-6Wがありますが、最近は、東栄のOPT-5Sが気にいっています。カバー付きも販売されていますが、カバーは自分で作った方が安く出来ますし、作る楽しみもあります。
 
 316Aのソケットについて (前回製作の使用例)
 
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 316Aの足は特殊なので、前回はソケットが無く、写真のようなチップ・ジャック?(部品の名前がわかりません)をシャーシに真空管の足の幅に合わせ、取り付けて使用しました。壊す前の316Aアンプのソケット部分の写真を撮ってみました。
 
  
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 シャーシに直接、ジャックを真空管の幅に合わせて取付ます。(両脇の穴は放熱用にあけた穴です)
 
 
 
 
 
 
  
 
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 316Aを挿した写真です。
接触がゆるくならないように、少しずらして取る付け、しっかりとジャックに真空管の足が刺さるようにします。
 
 
 
 
 
  
 イメージ 4今回も、この方法で316Aを取付ける予定でしたが、ブログのお仲間の「ぶんぶくさん」のご紹介で、右のような安価な316A専用のタイト製のソケットを通販で購入する事が出来ましたので、今回は、これを使用する事にしました。
 
このソケットは、こちらの通販で購入することが出来ます。
   ↓
 
※「ぶんぶくさん」 のブログは、こちらです。
 
 いよいよ部品が集まったところで、シャーシ加工を始めたいと思っていますが、明日は用事があるので・・・・チョット無理か・・・・
まあ慌てないで、ゆっくり作る事にしましょう。。。。
 
【参考記事】
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壊す前の旧作の 「316Aロフチン・ホワイト・アンプ」 の回路図等の記事は、こちらのロフチン・ホワイト・アンプ集の中にあります。
 
 
この書庫内には 「8012A(VT-228)送信管アンプ」 の記事があります。
 
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では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。