■ミュージカル映画 「雨に唄えば」
6回目のミュージカル映画の紹介は「雨に唄えば」です。
『雨に唄えば』(原題:Singin' in the Rain)は、1952年に公開されたアメリカのMGMによるミュージカル映画です。学生時代(1971年頃)に当時、東京にたくさんあった100円映画館で見た映画のひとつです。
私の持っている右のDVDは、(株)コスミック出版から発売された「ミュージカル映画大全集10選」の中の1枚です。監督は主演でもあるジーン・ケリーとスタンリー・ドーネンによる共同監督。おもな出演者はジーン・ケリー、デビー・レイノルズ、ドラルド・オコナー、音楽は、作詞がアーサー・フリード、作曲はナシオ・ハーブ・ブラウンによるものです。
サイレント映画からトーキー映画に移る時代の楽屋裏を描いたコメディあふれる代表的なミュージカル映画のひとつ。
公開から60年以上たった今でも、色あせることない輝きもっている名画だと思います。
コメディータッチのストーリーの面白さは勿論、この映画の見所は何と言っても、歌と踊り・・・特に軽快なタップダンスとダイナミックな振り付けは、見ごたえがあります。
特にジーン・ケリーが土砂降りの雨の中で、主題歌『雨に唄えば』を歌いながらタップダンスを踊るシーンは実に見事で映画史に残る名シーンでしょう。この場面の音楽と踊りは、何度見ても飽きません。
また、ケリー、オコナー、レイノルズの3人が陽気に歌う『グッドモーニング』など数々のナンバーを楽しむことの出来るお薦めのミュージカル映画です。
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では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。