■先週、完成した2A3シングル・アンプの周波数特性
先週、主に中古品を使用して完成した、2A3シングル・アンプの周波数特性を「オーディオ父さんの独り言」のブログ名でおなじみのKIYOさんにお願いして、周波数特性を測定していただきました。
あらためて完成した2A3シングル・アンプの写真を紹介します。

このアンプの製作投稿記事と回路図については、前回の投稿記事をご覧ください。下記のアドレスをクリックすると記事に直接繋がります。
■2A3シングル・アンプの製作 ②
使用部品一覧、回路図、配線の様子など
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■2A3シングル・アンプの製作 ①
シャーシの加工等について
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■周波数特性の測定結果
出力1.2W時の周波数特性です。

NFBはかけない無帰還アンプの特性としては優秀だと思います。高域の
20kHzで-2dBといったところでしょうか。
ドライブ回路を高域特性が良いとされるSRPP回路に変更し、且つ、2~3
dBの軽いNFBをかければ高域もフラットになると思いますし、僅かなハムも完全にノーハムとなると思います。
しかし、私のこだわりで、3極管アンプは無帰還とするのが私のポリシー・・
この程度の高域の減衰は全く問題にしません。
また、ハムについてもハムバランサーも省略したわりには、スピーカーに耳をあてて、やっと分かる程度ですので、これについても問題にはしません。残留ノイズは1mV以下です。
あらためて毎日、このアンプで聴いていますが、低音が良く出ていますし、高音についてもきつさは感じられず、長く聴いても疲れない音だと思います。
クラシック音楽の好きな友人のために作ったアンプですが、クラシック音楽の再生にも満足できるものに仕上がったと思っています。
これで友人に安心して譲ることが出来そうです。
では、今日はこのへんで・・・・HIROちゃんでした。
【関連投稿記事・・・その他の45/2A3アンプ】
このブログ内の過去の45アンプ/2A3アンプの投稿記事は次のとおりです。下記から、クリックすると記事につながります。
■2A3シングル・アンプの製作②
今回の2A3アンプの使用部品、回路図、配線の様子などの投稿です。
■2A3シングル・アンプの製作①
今回の2A3アンプの部品集め、シャーシ加工等の投稿です。
■2A3ロフチン・ホワイト・シングル・アンプ
(2A3/45/VT-52/6A3/300B兼用のコンパチブル・ロフチン・
ホワイト・アンプです)
■2A3シングル・アンプ 回路集
■オール直熱管トランス結合45/245シングル・アンプ
■2A3/300B 兼用シングル・アンプ (6SL7ドライブ)
■45/2A3コンパチブルアンプ
■45ロフチン・ホワイトアンプ (2台分)
■45/VT-52/VT-25/VT-62 コンパチブルアンプ
こちらの記事は、「300Bアンプ集」の書庫に投稿があります。
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■300B/2A3 兼用コシングル・アンプ (6D-DH3Aドライブ)