■指揮:大友直人/仙台フィル・ハーモニー管弦楽団
ニューイヤー・コンサート2015
昨日、車でお隣の県、福島県いわき市まで出かけました。といっても高
速道路で1時間もかかりません。
いわき市の「いわき芸術文化交流館 アリオス・大ホール」で開催された
仙台フィルハーモニー管弦楽団の「ニューイヤー・コンサート2015」に
行ってきました。
会場で友人3人と合流し、今年はじめてのコンサートです。

・・・・・コンサートの曲目をプログラムからスキャンしました。・・・・・・

コンサートの前半は、オペラのアリア・・・
歌手は、スロヴァキアのテノール、オトカル・クライン氏・・・ブラスティラヴァ音楽院、ブラスティラヴァ音楽大学で学び、主にヨーロッパの歌劇場で活躍しているとの事ですが、初めて聞く名前の歌手です。
本業は、テノール歌手ですが、母国では4万人位の町の市長さんでもあるとの紹介がありました。・・・本当みたいです。
さて、オトカル・クラインさんの声ですが、会場の席の関係か・・会場の関係か・・・声量のある声には、それほど聴こえませんでしたが、感情のこもった美声で、なかなかの歌声でした。
しかし、個人的な感想ですが、せっかく「ニューイヤー・コンサート」と名のったコンサートなので・・・どちらかというと、後半のヨハン・シュトラウスと同じウィーンのオペレッタ・・・レハールとか、カールマンなどのオペレッタの歌を聴きたかった気がしました。
後半は、ヨハンとヨーゼフ・シュトラウスのワルツ、ポルカなど・・・私の好きなヨーゼフのポルカが1曲だったのが少し残念。。。
仙台フィルの司会者の方の話がとても楽しく、また、「鍛冶屋のポルカ」「観光列車」「狩」は演出もあり楽しいコンサートでした。
また、大友直人さんの指揮は初めて聴きましたが、指揮棒無しで、とても気楽に指揮をしていたという感じでした。
ただ、少し気になったことが・・・仙台フィルのヴァイオリンなどの弦は綺麗に感じたのですが・・・管楽器の音とアンサンブルがイマイチ・・・特に金管楽器の音が硬いように感じたのが少し残念。。。。木管も「音色」がイマイチかな~って・・・・
でも、何曲かまとまった生のワルツや、ポルカのプログラムは初めてだったので、最後のお決まりのアンコール曲・・・観客との「ラデツキー行進曲」の拍手とともに楽しい演奏会でした。
【参考記事】
同じ書庫内に下記の投稿記事があります。下記をクリックすれば
記事に繋がります。
■ア・カペラ合唱団「アヌーナ ANUNA」演奏会
■あひる会合唱団第52回定期演奏会
■ブロムシュテット指揮/NHK交響楽団定期演奏会
(チャイコフスキー交響曲第4番 他)
■小林研一郎指揮
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団演奏会
(チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」他)
■小澤征爾指揮/水戸室内管弦楽団 第90回定期演奏会
(ベートーベン交響曲第7番)
■小澤征爾指揮/水戸室内管弦楽団 第89回定期演奏会
(ベートーベン交響曲第4番)の感想記事は、こちら・・・・
では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。