■71A ロフチン・ホワイト・アンプ その後
・・・アルテック/フルレンジ・スピーカーと相性が良い!・・・

昨年の12月に完成した71Aロフチン・ホワイト・シングルアンプ (右写真) 昨年末からは、アンプのエージングも兼ねて、ずっとこのアンプばかりで聴いています。
※このアンプの回路図と製作記事は「71A・12A
・31アンプ ②」の書庫にあります。↓
出力は僅か約0.8Wというミニ・ワッターながら何と素晴らしい音なのか・・・これまで作ってきた多くのアンプの中でも私としては、出色の出来・・・・小出力ながら低域から高域まで71Aの特徴が良く出た、清澄な音です。ロフチン・ホワイト回路にすることにより、低域も良く伸びた音です。

さて、今回のこの71Aアンプ、我家のアルテックの8インチ・フルレンジ・スピーカーとの相性が非常に良く、心地よい音です。
このアルテックのフルレンジは普及型のお安いスピーカーで、周波数特性も85~15,000Hz
±5dBという狭帯域のスピーカーですが、1W/200Hz~4000Hz平均で94dB、MAXで5W/101dBと、まあまあ高能率のため、出力1W以下のミニワッターでも十分な音量で聴くことが出来ます。
このスピーカーBOXは、合板を使用した自作の密閉型で、容積は約110リットルあります。(かなり前に自作したスピーカーBOXです)
とても狭帯域のスピーカーとは思えないほど、低音が出ています。
但し、普及品という、どちらかというとオーディオ用ではないので少し、レトロな音のスピーカーなのですが、かえって古典管の71A真空管アンプには合っていると思います。
この1W以下のアンプを聴いていると、出力が数十Wとか、100Wとかいうバカでかい大出力のアンプは私にとって全く必要は無い・・・・と思っています。もうハイ・パワーのアンプは作らないでしょう・・・・・
まだ、未紹介の自作アンプはありますが、これまでは、ほとんどアンプばかりの投稿でしたので、今後は我家のスピーカー (と、いっても大したシステムではありませんので期待しないで下さい・・)や部屋の様子、CD、アナログ・プレーヤー、カートリッジなども順次、紹介していきたいと思います。
【関連記事のご案内】
今回のアンプの他にもロフチン・ホワイト・アンプの記事があります。
画面、右の下記の書庫からご覧ください。
「ロフチン・ホワイト・アンプ集①」
★掲載アンプ
■316Aロフチン・ホワイト・アンプ(ドアノブ管の送信管です)
■46/47兼用ロフチン・ホワイト・アンプ
■45ロフチン・ホワイト・アンプ (2台分)■6080低電圧動作ロフチン・ホワイト・アンプ
「ロフチン・ホワイト・アンプ集②」(この記事の前にあります)
■6EM7 ミニ・ロフチン・・ホワイト・アンプ
■2A3/45/VT-52/6A3/300B コンパチブル・ロフチン・ホワイト
アンプ・・・・とんでもない大作?
では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。