■6CW5 プッシュプル・アンプ
今回は、アンプ・ケースに組み込んだ6CW5プッシュプル・アンプを紹介
します。まずは、アンプの姿から・・・・電源スイッチと、ボリュームだけの
シンプルなデザインとしました。

ケースの中の様子です。

シャーシは使用せず、ケースの底にラグ板や真空管のソケットを直接、取り付けて配線しました。放熱用穴も底に開けてあります。
写真でお分かりのように、このアンプ、出力管の6CW5を4本とも抜きとってあります。
実は数年前に、一度、アンプ作りを止めた時に20本近く持っていた6CW5と一緒に、このアンプの6CW5も、全てタダで差し上げてしまったので、現在は聴くことが出来ません。
しかし、6CW5と6BQ5の足は同じなので、カソード抵抗の変更と、プレート電圧、スクリーン・グリッド電圧のみ調整すれば、6BQ5ppアンプとして使用することが出来ます。
■回路図です。
6CW5というと、SEPPのアンプとして良く設計されますが、このアンプはもっとも簡単ともいえるPK分割による位相反転回路で設計しました。
出力トランスに東栄変成器のケースなしのものを使用しましたが、アンプケースに組み込んだので、見た目に影響はありません。

このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。

庭のパンジーを撮ったのですが・・・・・カメラの故障でボケています。(新しいデジカメがほしいな~・・・・)
では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。