■5670 パラ・シングル・アンプ
 
    ※2014/11/16 17:30 追加投稿
    末尾に5670真空管の写真を追加しました。5670は、2C51
       と同等の真空管です。
 
 昨日、部品探しで部屋の奥のジャンク戸棚を見たら・・・こんなアンプが出てきました。 物置を整理すると、いろいろ出てきますが、部屋の中からも「お宝」が良く出てきます。
 
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  アンプケースに組み込んだミニ・アンプです。
ケースのパネルの左上に5670とレタリングしてあります。そういえば、こんなアンプを作ったな~・・・・と思いだし、中を見てみると・・・・
 
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 全く壊していませんでしたが、真空管は全部抜いてありました。
 このアンプは、元々、亡くなった父が生前にベットの上で好きな演歌を聴きたいのでアンプを作ってほしい・・・ということで、当初は出力管に6FQ7のパラで製作したことを思い出しました。
 当時、カセット・デッキとチューナーを接続して使用するために、入力にセレクト・スイッチを取り付けた簡単な2段アンプでした。
 その後、数年前に6FQ7を5670のパラに変更したものですが、奥にしまいこんで忘れていました。
 回路は簡単なので、あらためて紹介するほどではありませんが、掲載します。出力トランスは小出力でもあり、ノグチ製の小型トランスを使用しています。ドライブ管は、12AX7の他、12AT7でも12AU7でも電圧配分は変わりますが、挿し替えOKです。
 B電源部に何故か抵抗1本でも良いところ、150mA3Hのチョーク・トランスを贅沢に使用していますが、これはギター・アンプのジャンク品を利用した物です。
 ミニ・アンプですが、このようにケースに組み込むのも面白いものです。
再度、使用するつもりはありませんので、電源トランスやチョーク・トランスは、別の小型アンプの製作に再利用したいと思っています。
 ケースも何かに再利用しましょう。。。。。
 
■回路図です。
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
※2011/11/16 追加投稿
 5670の写真を紹介します。左側の2本が5670です。
(写真の5670は、GEの軍用高信頼管のJAN-5670Wです)
右側の12AX7と比較すると、とても小さく、カワイイ真空管です。アンプの電圧増幅用として、また、ミニ・ワッターのアンプの出力管としても使用する事が出来ます。 なお2C51も5670と同等の真空管です。
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■関連記事
この書庫内には過去の次のアンプの投稿記事があります。
1626(VT-137)ミニ・シングル・アンプ
12BH7A/12AU7 ミニ・アンプ
  (ヘッドフォン・アンプ兼コントロール・アンプ)
 「5670ミニアンプ」、および「12BH7Aミニアンプ」
 
では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。