■ミュージカル映画「ハロー・ドーリー」

今回は、ミュージカル映画紹介の3回目・・・・
このブログでは、自作の真空管アンプと、クラシック音楽を中心に投稿していますが、実は映画も大好き、今はDVDによる鑑賞がほとんどですが、1970年頃の学生時代は映画にも、のめり込んでいました。
プロフィールにも書きましたが、外国や国内の名画を中心に1年間で216本見たのが、私の最高記録(ノートに記録していた)また、昔は入れ替えが無かったので、映画館の開館時間から夜の閉館時間まで1日中、同じ映画を繰り返して観たり・・・あるいは1日で3つの映画館をハシゴする・・・などはしょっちゅうでした。
さて、このミュージカル映画「ハロー・ドーリー」も映画館の開館時間から夜の閉館時間まで何回も観たうちのひとつ。1969年公開の映画で、私の映画DVDライブラリーの中のお気に入りの1本です。
ストーリー自体は大したことはないのですが、大画面によるスケール感の大きなミュージカル映画で、豪華絢爛、迫力あるダンスと素晴らしい音楽、そしてユーモアたっぷりの笑い、恋・・・これぞミュージカルという映画です。
監督は、「雨に唄えば」「踊る大紐育」「巴里のアメリカ人」「錨を上げて」に主演した、ジーン・ケリー、これらのミュージカル映画についても、機会を見て順次紹介しましょう。
主な出演者は、バーバラ・ストライサンド、ウォルター・マッソーなど。音楽の作詞、作曲は、ジュリー・ハーマン。曲の中では、バンド・マスター演じるルイ・アームストロングが歌う「ハロー・ドーリー」が最も有名で、いろいろなかたちでポピュラー化されています。バーバラ・ストライサンドの歌も「エレガンス」など、バラエティーに富んだ曲が多く、素晴らしいのですが、この映画では、ダンス(振付)が天下一品の素晴らしさ。
昔のミュージカルというと、動きがほとんどない歌が多いようですが、この映画のハロー・ドーリーでは、「聴かせるミュージカル」より、「目で楽しむ見せるミュージカル」でしょう。
特に高級レストラン「ハーモニア・ガーデン」でのシーンは最高です。
出演者勢ぞろいの、華やかな迫力のあるスケール感、そして音楽に合わせた、レストランの給仕たちの踊などは、迫力と共に楽しさ、笑いあるユーモアたっぷりのシーンで、何度観ても飽きません。
この映画は、私にとって、若い学生時代を思い出しながら、「気持ちが若返る特効薬のミュージカル映画」なのです。
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では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。