■中古使用済シャーシの修復
  (穴ふさぎ)と、トランスカバー
 
 2014/11/02  15:10 追加投稿
 シャシーの塗装も終了しました・・・・末尾に写真を追加しました。
 
 2014/11/03  17:25 追加投稿
 今日は急用が出来てアンプ作りの時間は、2時間しかありません
 でした。そのため配線作業は、ヒーター配線など電源部の一部しか
 出来ませんでした。明日は午前中は授業があり仕事です。午後から
 少し時間があるので、完成は明日です。
 
イメージ 1
 
 今回使用するシャシーは、中古品でしかも右の写真のように、余計な穴だらけのものです。
この穴を「自動車修理用のパテ」を使用し、穴ふさぎの修復作業を、2日前から少しづつ行っています。
 作業方法は簡単なのですが、流すパテを2、3回に分けて行い、乾燥するまでに時間が相当、かかります。
 この方法は、71Aシングル・アンプ製作で、MT管の穴を消した方法と同じですので、具体的な作業順序は、末尾のアドレス案内から見てください。写真で修復作業方法を具体的に紹介しています。
 ここでは再度、余計な穴ふさぎ修復方法の概略を簡単に文章だけで述べておきます。
 
  ふさいで消したい穴の裏に硬質プラスチック板(CDケースの破片で
  OK)を瞬間接着剤で貼り付け、穴をふさぎます。
 
  シャーシの表側から自動車修理用パテを少しだけ流して平らにし、
  乾燥させます。2mmまでの深さの修復が出来ますが、一度にパテ
  を流すと固化しませんので、少しづつ気長に流し乾燥させます。
  (ほんの少しだけ表面より高く盛り上がった状態になるように流して
   固めます→サンドペーパーで磨いて表面を平らにするため)
 
  表面が乾いたら、サンドペーパーで丁寧に磨き、再塗装すれば修復
  することが出来ます。
 
イメージ 2
 
※裏側の硬質プラスチックで貼り付けた様子と、表面をサンドペーパーで磨いた状態の塗装前のシャーシの写真を紹介します。
 穴を硬質プラスチック板でふさぎ、瞬間接着剤で接着をしてあります。
 
イメージ 3
 
右の写真は、サンドペーパーで磨いた後の状態です。
パテで必要のない穴をふさぎました。
今回のアンプは、コントロール・アンプを使用するので、ボリュームは省略します。(中古品はあるのですが、他のアンプ製作に使用するため今回は取付しません。・・・そのため、前面は電源スイッチとネオン・ランプ用の穴以外は全て、ふさぎました)
 
■出力トランス取り付け場所の大穴の修復
 
  この一番大きな穴はアルミ板を貼り付ける方法もありますが、元に修復は困難です。そのために、ここの部分は、やはり出力トランスで隠すしかありません。しかし今回使用する出力トランスは小型のため、取り付けても穴は隠れません。
 そこで、ごまかすのが・・・少し大きめのトランスカバー(トランスケース)で隠す事です。特に今回のカバーなしのトランスの場合には、カバーを付けると見栄えが良くなるのと高電圧による感電防止策にもなります。
 
イメージ 4
 このトランスカバーは、100円ショップの金属製の四角い貯金箱などでも自作出来ますが、今回は、以前にトランスカバーの利用目的に購入しておいたアルミケース(TAKACHI製:MB-21SでW:80、H:70、D:90)を、そのまま使用します。今回のアンプでは,縦に使用すると見た目にも丁度いい感じになります。
 
●2014/11/03 18:00 追加投稿
 
イメージ 7
 
 出力トランスは縦でも横でも下の止め金具部分がはみ出て、入りません。そのため、トランスの止め金具の一部をヤスリで削り、このように、斜めにケースに入れます。
これでOK・・・・
 
 
 
イメージ 5
 
 まだ、塗装前の状態ですが、このような感じです。再塗装すると見事に修復され、余計な穴は全て綺麗に消すことが出来ます。
 今日は、今から野暮用で出かけますが、雨が降らなければ時間を見て塗装の予定です。
 これが終われば、私にとっては80%以上、終わったようなもので、後は部品を取り付けたら配線作業だけです。この程度のシングル・アンプなら、回路も非常に簡単なので回路図など何も見なくても配線は出来ます。(でも電源部やヒーター配線などは、少し面倒で嫌いです)抵抗やコンデンサの位置などは経験と感で決めていきながら一気に配線をします。
 
【 2014/11/02  15:10追加投稿 】
 シャシーの再塗装も終わりました。今日は、曇りでしたが薄日もあったので、出かける前に、残っていた「黒のツヤ消し」のスプレー塗料で仕上げました。イメージ 6
 
 多少、パテの痕跡が残りましたが、まずまずの仕上がりです。
不要な穴は全て消えました。電源トランス前の左の穴はチョーク・トランスで隠れて見えなくなります。
同じく電源トランス前の塗装ムラもチョークで隠れるため、パテを丁寧にしなかったためのムラです。これで部品を取り付ければ、不要な穴は1個も見えなくなり、ネジ穴もなくなります。
 今日は、今から、また出かけて帰りは夜になるので、アンプ作りの作業はここまでです。
 明日は、明後日の授業の資料作りや準備もあるため、1日中、アンプ作りをすることは出来ないのですが・・・・少しでも時間を作り、出来れば明日中に完成させたいものです。若いころは徹夜で一気に作ったこともありましたが、今は夜の作業は出来ません。・・・・・配線作業は、いつも家の外の濡れ縁が作業場です。。。。
 
明日中に完成出来るかな~???? お楽しみに・・・・・
 
・・・・・2014/01/02   23:20  追加投稿です・・・・・
明日(11/3)完成させたいのですが・・・急用が出来てしまい、時間があまり取れなくなりました。。。。明日中の完成は無理かも????
 
【関連記事】 修復方法の具体的な方法
 
 前記のシャーシの具体的な修復作業方法と説明写真
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では、今日は、このへんで・・・また、明日・・・・HIROちゃんでした