■2A3 シングル・アンプ回路集①
 
  2A3と言えば、シングル。シングルと言えば2A3と言われるほど、古典管では長く使用され、今でも真空管愛好者の間では、2A3ファンが多い。
 私も、これまで多くの2A3アンプを作ってきました。
現在、私の手元の2A3アンプで、最も新しいシングル・アンプは、今年の4月に作った。下のアンプです。
 このアンプについての詳細な投稿記事は、この書庫内にあります。
 
 
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 たまたま、2、3日前の事ですが、古いノートの紙に書いた、過去の2A3シングル・アンプの手書きの回路図が出てきました。
 そこで、手書きの回路を改めて、書き起こしましたので、紹介したいと思います。なお、現在は全て壊して現物はありませんので、回路図のみの紹介となります。(これも作った証拠として、ブログで紹介するのも悪くないと思い、何台かをまとめて、今回は、「2A3シングル・アンプ集」としました。
 
■1号機(12AX7 SRPPドライブ)1974年制作品
 
 このアンプは、会社に就職して、どうしても作りたかった2A3アンプで、この時にはCEIの2A3でしたが、先の大震災の被害にあって1本を割ってしまいました。
 なお、このアンプと同じ回路で、会社の友人が作って欲しい、という依頼があり、出力トランスをタンゴに変え、RCAの2A3で作ってあげました。
 同じ回路なので、号機番号は同じ1号機としました。
その後、また、この方はオーディオが好きで、このRCAの2A3の他に、WE-300Bのトランス結合・シングルとゴールド・ライオン・マークのKT-88プッシュプル・アンプの制作依頼があり、部品代のみでアンプを作って差し上げました。
 この回路は、2A3のハム・バランサーも抵抗2本の中点から、バイアス抵抗とコンデンサを繫いでいますので調整箇所は、1か所もありません。
これで、ほとんど、ハムは出ません。
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
■2号機(6Z-DH3A ドライブ)
  このアンプは、1号機を全て壊し、新たにリード社のボンネット付きシャーシに組み立てたもの。どうしてもST管で作りたかったので、たくさん持っていた6Z-DH3Aを使用した物。電源トランス、チョーク、出力トランスは、1号機からの流用したものです。
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
■2号機 改造版(6C6 ドライブ)
 
 これは、2号機の改造版、ドライブ球を6Z-DH3Aから、トップ・グリッド管の6C6(77も挿し替え可)に変更し、更にハム・バラバランサーを追加したものです。
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
■3号機 (12AX7 パラ・ドライブ)
  このアンプは、1号機で紹介した会社の友人の、お友達に作って差し上げたアンプ。球はRCA,出力トランスは、タンゴのU-808を使用し、調整の無いアンプにするため、ハム・バランサーは省略しました。
ドライバーは、入手しやすい12AX7を採用しました。
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
 参考に、これまでのアンプと比較するため、前にも回路図は紹介済ですが、この記事の冒頭の写真で紹介した、今年4月に作ったアンプの回路図も再度、掲載します。
 なお、このアンプは、古くなった2号機の部品を全て、取り外し、錆びたり塗装の剥げたシャーシ、電源トランス、チョークトランス、出力トランスを再塗装し、ドライブ回路も変更し、45とのコンパチブル・アンプとして、全て最初から組み立て、リニュアルしたアンプです。現在は、真空管は写真と回路図のように全て、RCAを使用しています。
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
 
■2A3アンプ回路集②は、こちらです。
 
 
※2015/09/23 追加投稿
 
■2A3ロフチン・ホワイト・アンプの回路図は、こちらです。
  クリックすれば、つながります。また、ロフチン・ホワイト・アンプの
  設計法についての記事へのアクセスも出来ます。
       ↓
 
 
今後も機会を見て、新たな2A3のシングル・アンプを作ってみたいと思っています。
 【関連投稿記事・・・その他の45/2A3アンプ】
 このブログ内の過去の45アンプ/2A3アンプの投稿記事は次のとおりです。下記から、クリックすると記事につながります。
■2A3シングル・アンプの製作②
今回の2A3アンプの使用部品、回路図、配線の様子などの投稿です。
■2A3シングル・アンプの製作①
  今回の2A3アンプの部品集め、シャーシ加工等の投稿です。
■2A3ロフチン・ホワイト・シングル・アンプ
 (2A3/45/VT-52/6A3/300B兼用のコンパチブル・ロフチン・
  ホワイト・アンプです)
■オール直熱管トランス結合45/245(2A3兼用)シングル・アンプ
http://blogs.yahoo.co.jp/hirochan29dec2951/67095957.html
■2A3/300B 兼用シングル・アンプ (6SL7ドライブ)
45/2A3コンパチブルアンプ
■45ロフチン・ホワイトアンプ (2台分)
■45/VT-52/VT-25/VT-62 コンパチブルアンプ
こちらの記事は、「300Bアンプ集」の書庫に投稿があります。
  
■300B/2A3 兼用コシングル・アンプ (6D-DH3Aドライブ)
■2014/10/16 追加投稿
 きょう、何気なくこのブログの人気度のところを見たら・・・・
何と、お☆様が・・・1個灰色から黄色に輝きました~
何も意識はしていませんでしたが・・・・
たくさん、読まれている方が多いのに驚いています。皆さんのおかげです。ありがとうございます。
これから、仕事が少しだけ忙しくなったり、体調がイマイチだったりするので、少し投稿頻度が少なくなるかもしれませんが、今後ともよろしく、お願いします。。。。。
 
 では、今日は、このへんで・・・・・HIROちゃんでした。