1日遅れの「気まぐれ日記」・・・・・・
■KIYOさん宅でローカル試聴会
  (42アンプ&71Aアンプ)
 
8月10日(日)・・・・午後
 
  心配された台風でしたが、雨もそれほど降らなかったので、予定通り、KIYOさん宅におじゃまし、タンノイのオートグラフでアンプの鳴き合わせを行いました。今回のローカル試聴会は、元々、71Aアンプの試聴が目的でしたがKIYOさんと、私が42アンプを作りあげたので、71Aアンプと、急遽42アンプの鳴き合わせも同時に行ってみました。
 
■まずは42シングル・アンプ
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KIYOさんの42シングル・アンプ。
シャシーから、トランス、抵抗まで全てが中古品の製作費0円アンプ。
何回か出力トランスを変更し最終的な姿がこれ!
訳ありの出力トランスの斜め配置、
このアンプについては、「オーディオ父さんの独り言」のKIYOさんのブログで詳しく報告がされています。ぜひ、この投稿を読み終わったら下記のアドレスに訪問してください。その他にもオーディオの話題が満載ですよ。
 
★KIYOさんのブログ「オーディオ父さんの独り言」
42シングル・アンプ(最終回)はこちら ↓
 
さて、KIYOさんの42シングル・アンプの音ですが・・・・・私は「音」についての評価、表現の出来ない人間。なので・・・・「う~ん・・いい音だ!」と思う程度、何とか低音や高音の伸びがいいね~・・・・位の表現しか出来ません。このアンプ、単にいい音です! 低音から高音までバランスがいいと思いました。初めて聴いた時の私の感想・・・・・「42って、こんなにいい音がするんだ~!」
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続いては、出来あがったばかりの私(HIROちゃん)の42アンプ。
42/41/6Z-P1コンパチブル・シングル・アンプという欲張りアンプ。このアンプもKIYO
さん同様、買い置きの古いシャーシ以外は、トランスカバー製作に購入した100円ショップでの「ペン立て」2個だけで、後は全部ジャンク品という、ほぼ製作費0円アンプ。。。。。。このアンプについては、前回と前々回のブログで投稿していますので、詳しくは、書庫の「42/41アンプ集」から訪問してください。
  さて、試聴の結果ですが、KIYOさん、いわく「ウン!42の音だ!」との事。NFBのON/OFFのスイッチをOFFにしてみたら、何とこちらの方が音が鮮明(ラジオ声ではない)・・・・NFBをかけ過ぎのようです。ここは後から抵抗値を換えた方が良さそうです。
  このアンプ、6Z-P1も挿し換え出来るコンパチブル。。。。。せっかくなので42から6Z-P1に挿し換え、B電源とバイアス抵抗切替のスイッチを6Z-P1のモードに切替。。。。
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6Z-P1に挿し換えた写真が
こちら。。。。42と比べるとひと回り小さく、6Z-DH3Aと同じ大きさだ。
 
さて、「駄球・ラジオ球」といわれる6Z-P1ですが・・・・・
KIYOさん、FJさんも、びっくり!・・・・「凄くいいね~・・・」
「高域がいいね~・・・綺麗だね~・・・・・」と、これが駄球と言われた6Z-P1の音だろうか・・・・・と思うほど素晴らしい音だ。目の前のKIYOさんのオートグラフを鳴らし切っているではないか!(かなりオーバーな表現です) しかもNFB無しの方が綺麗に感じます。日本独自の1W出力の駄球とは思えません。この球は捨てられなくなってしまいました。
この6Z-P1、実はKIYOさんと。FJさんから1本づつタダで頂いたもの。。。。。もう、貰ったやつなんでかえしませんよ~(笑い)
 
■続いて71A (171A)アンプ
 
  実は、今回のローカル試聴会は、こちらがメイン。
ローカル仲間のFJさんと、私が最近71A(171A)アンプを作り上げたのを機会に、KIYOさんの「71Aパラ・シングル」と鳴き合わせをしてみようと計画したもの。試聴するアンプは次の3台。アンプの紹介と感想をチョットだけ・・・・
 
★KIYOさん作 「71A・パラシングル・アンプ」
 
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ドライブは56を2本使用したCR結合。整流管は80、5Y3と同規格の5Y4-Gを使用。
出力トランスはタンゴのXE-20S。このアンプについてもKIYOさんのブログで詳しく報告がされています。
詳しくは、こちら。(後からゆっくり見てくださいネ) ↓
 
このアンプ、出力は約2W、71A特有の高域の美しさに加え、低域も非常に伸びて、しかも小出力とは思えないパワフル感も私には感じました。見た目もST管が9本も並ぶと見事ですね。
 
★FJさん作 「ナス管171A・シングル・アンプ」
 
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左のとおりです。
後から写真を追加するためにスペースを残します。。。。。
この投稿見たら写真をメールで送ってください。。。。。
 
 
 
 
 
 
 
  ↓  8/10 20:20 追加投稿です! 
        アンプの写真がFJさんから届きました~ 
イメージ 7   チョット、ボケてますね~   
   ブルーのシャーシがいいですね~
 
サイドウッドにステンレス製のシャーシという豪華版。
 ドライブは、かなりの古典管、四極管のトップグリッドの224(ナス管)、そして71Aは、RCAのナス管171Aである。出力トランスはノグチのPMF-10WS、(トランスに接続のシール、アンプ名のエンブレムまで自作して貼ってあります。高級感が出ますね。)オシロスコープで波形を見ながら、納得するまで高域等の調整を行ったとの事。出力は0.6W位のようです。
このアンプも71Aの特徴が良く出ていますが、前述のKIYOさんのパラ・シングルと比較すると、こちらの方がやや柔らかい音に私は感じました。
 
★HIROちゃん作 「オールトランス結合71Appアンプ」
 
イメージ 6このアンプは、このブログでも紹介したばかりの作品。入力トランス、中間トランス、出力トランスと3個のトランスを通したオールトランス結合のプッシュプル・アンプ。詳しくは、このブログの書庫「71A・12A・31アンプ集」に回路図など詳しく投稿していますので、後からゆっくりと訪問をお待ちしています。
 このアンプは前記のとおりオールトランス結合のアンプです。71Aアンプは小出力でもシングル・アンプの方が音が爽やかで清らかな高域の特徴が良く分かる・・・・・と良く言われる?のですが・・・・このアンプはトランス結合でプッシュプルですが、やはり「71Aの特徴は良く出ていると思う」というのがメンバー全員の感想でした。
 
今回の「気まぐれ日記」・・・・・本当は詳しい試聴結果の違いなどについて報告しなければならないのですが・・・・この程度の「アンプの紹介」ということで、お許しを。。。。。楽しいローカル試聴会でした。
 
では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。