今回は、初めてプリアンプを紹介します。最近はCDを聴くことが多いので、コントロールアンプを使用する事が多く、プリアンプを使うことは少なくなりました。
 それでもLPレコードも聴くのでイコライザアンプは必要です。このプリアンプはNF型のイコライザ回路を採用したもので、NF型は、これ1台だけです。
このアンプの後は、全てCR型のイコライザ回路で、個人的にはCR型の方が好きなので、このアンプは、ほとんど使われず、飾ってあるだけのアンプになっています。(時々は電源を入れて聴いたりしますが・・・・)
 プリアンプも「回路はシンプルに!」がモットーなので、高音・低音用の音質調整、録音端子等は省略、入力もPHONOとAUXの2系統のみというシンプルさです。当初の回路はイコライザ回路の後に簡易のカソードホロワー出しだけの回路でしたが、その後、改造し、フラットアンプの回路としました。
聴いてみると出力は小さくても単純にカソードホロワー出しの方が音がすっきりしているような気がします。もとの回路に戻すのは簡単ですが、面倒なので、そのままにしてあります。回路は両方を添付します。
 このプリアンプ以後は、全てCR型のイコライザ回路となっています。CR型は結構、台数を作りましたが、これらのアンプについては後から順次紹介します。
 
■12AX7A-12AU7A プリアンプ
 
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■回路図です。(改造後、改造前の2種)
 
 【改造後】
 
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 【改造前】
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
次回のプリアンプ(イコライザ・アンプ)は、主に高周波増幅やチューナー用のテレビ管を使用したアンプを紹介します。
 
■参考記事
 同じ書庫内に下記の記事があります。
 CR型イコライザ・アンプ (2台分)
  12AX7A(基準使用管)使用のイコライザ・アンプ
  テレビ管、6GK5 ― 6R-HH8使用のイコライザ・アンプ
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では、今日は、このへんで・・・・・・HIROちゃんでした。