HIROちゃんのブログを再開します。
下の写真は45ロフチン・ホワイトアンプです。次回あらためて紹介します。

操作ミスにより、ブログ開設1週間で、ブログのIDを間違って削除してしまいました。新たなアドレスでIDを取得し、これまでのブログ記事を出来るだけ、コピーし、再開しました。一部、画面や文字が変わってしまった部分があります。見ずらい部分については申し訳ありません。今後ともよろしくお願い致します。
なお、下記の旧ブログにつきましては、これまでのコメントは読む事が出来ますが、新たな記事は更新できませんので、今後のコメントはこのブログでお願い致します。
■45/VT-52/VT-25/VT-62 コンパチブルアンプ
先日の4月29に開催された「第 14 回常陸管球の会主催試聴会」に出品し た45/VT-52/VT-25/VT-62 コンパチブルシングルアンプ(CR結合/トランス結合切換え兼用アンプ)を紹介します。
コンパチブルアンプとは1台のアンプで異なる何種類かの真空管を挿し換えて使用できるアンプを言います。
なお、「第 14 回常陸管球の会主催試聴会」に出品されたすべてのアンプの紹介と試聴結果については、下記のブログで詳しく報告されております。 ぜひ、ごらんください。
「オーディオ父さんの独り言」(kiyo1122さんのブログ)
真空管アンプ作りのノウハウがよくわかるブログです。真空管アンプつくり愛好家必見のブログで、質問にも丁寧に分かりやすく答えて下さいます。

「元新潟のUさんのブログ」で紹介していただいた写真です。
■回路図と動作を示します。
(回路図はあくまで参考です。この回路で製作するのは結構ですが、全て製作者の責任において製作して下さい)
基本設計は、トランス結合のVT-52のシングルアンプをコンパチブルにし、更にCR結合に切替兼用としたテスト用試作アンプとなっています。
後からCR結合とトランス結合の切替時に発生するノイズを消すためのスピーカーショート用の押しボタンスイッチを追加していますが回路図では省略してあります。
VT-25(10)とVT-62(801)はフィラメント電圧が7.5Vですが6.3Vを整流して得られた6.8~6.9Vで点火、+B電圧もかなり低目でプレート電圧は325Vとなり、出力は小さく1Wにも満たない約0.7Wですが正常に動作します。
タムラのトランスA-4714は、製造中止品のライン出力用のトランスで5kΩ:300Ω×2と、スピーカー用は6Ωだけというトランス。6Ωに8Ωのスピーカーを接続すると1次側は見かけ約6.6kΩとなります。 VT-52や45では5kΩ程度、VT-25/VT-62では10kΩ以上が良いのですが、テスト用の試作アンプということで良しとしました。

このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だと思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
なお、各出力管における動作は下記のとおりです。
★45(245)/VT-52使用時
プレート電圧(Ep)263V プレート電流(Ip)32.7mA
グリット電圧(Eg)-49V プレート損失(Pd)8.6W 出力 約1.5W
★VT-25(10)/VT-62(801)使用時
プレート電圧(Ep)325V プレート電流(Ip)16.7mA
グリット電圧(Eg)-25V プレート損失(Pd)5.4W 出力 約0.7W
■試聴結果について 

CR結合とトランス結合とに何回か切り替えながら比較すると、CR結合では音のソフトさと力感が少し足らない感じに聞こえますが音の輪郭は良く繊細な音です。一方、トランス結合では音に力感が加わりパワーも大きく聞こえます。(使用したトランスの周波数特性の規格はA-351が40~12kHz、A-4714が50~20kHzですが、試作アンプの周波数特性はトランス結合でも30~20kHzがフラットで良好でした)
出力管の違いですが今回の試聴会では45のナス管である245とVT-25を比較しましたが、45ではボーカルがすばらしく、「45は人の声を良く再現できる球」と言われていますが、再認識しました、
また、VT-25は送信管らしく高域が美しく特にオーケストラの弦の音がすばらしく感じられました。
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では今日は、この辺で。。
【お詫び】
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