経営者の頭の中。 | シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパン、ワインが好きで、それに纏わるエピソードなどの記事を書いております。シャンパンバーが好き過ぎて、2015年に名古屋にお店を出しました。
ご飯が食べられる禁煙のシャンパン専門店です。
HPリニューアル。champagneloungekohaku.com

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

今週はあり得ないくらいお客様の流れが悪く、考える時間が長い日々です。

サイコロを投げてずっと偶数だけ出すのも、奇数だけ出すのも難しいですが、今週はそんな日々です。ずっとあり得なく暇です。


忙しい時と暇な時と差が有りすぎて、コロナ禍前と今ではまるで違うので、精神的な部分でなかなかキツいものも有ります。

約7年の中でコツコツ掴んできたお客様も、全然会えてない方ばかりで、本当に一部の方々に支えられてお店を回している印象です。

生活ルーティンやご来店ルーティンが一度崩れると来なくなる方が自然体のようです。


現状、絶対数がもはや違いすぎて、今お店を立ち上げたような気持ちでやっていくと決めました。

今週はグラスシャンパンも正直完全には回りません。

やり方を大きく見直す事もあるかと思います。

だけど、手を抜きたくないのでコストも掛かるので、経営者として葛藤があります。


悪いことがたくさんあったけど、まだまだ踏ん張っていきますので、今週末はぜひ応援してくださいませ。

最近はご新規様も多くなりましたが、ご評価は上々で頂いていることが多いので何とか救われています。

ご新規様は今まで通り、ほぼ再来店に繋がってます。現状は良くなくても、自分がやって来たことは間違ってなかったと信じたい。

接客してて、自分に自信が持たせられる要素は、お客様の満足してくれたお顔とご評価とご来店しかない気がします。

しばらく来てないなって方はやはり顔を出してくれるのが嬉しい。その際の売上高は幾らでもいい。1万円以上なければ入れないお店でもないですし。

それから、極力早い時間でなるべく来てくれたら嬉しい。食材的にも体力的にも提案的にもベストでいきたいから。



昨日も悔しくて悔しくて仕方ない気持ちで、お酒を飲みながらTwitterを見ていたら、嬉しい記事を見付けた。

お客様のつぶやき 

 

棄てる神あれば拾う神ありってか。

接客をやってきた甲斐があるし、価値や意味がある。

わざわざ、遠くからたくさんの方々が来てくれる現実があることにとても感謝。

それと引き換えに尖った店を維持するのに、すり減る気持ちと無駄に流れる膨大な静寂の時間がある。

困った気持ちの方を助けたい気持ちもあるからバーを開けている強い気持ちもある。

だけど、どうしてもシャンパンじゃなきゃって人も少ない。これが現実だとも思う。


この記事がネガティブな物かポジティブな物か人により感じ方は違うだろうけども、こんな暇な店は強靭な精神力と体力がなければやれないだろうね。