連休の判断。 | シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパン、ワインが好きで、それに纏わるエピソードなどの記事を書いております。シャンパンバーが好き過ぎて、2015年に名古屋にお店を出しました。
ご飯が食べられる禁煙のシャンパン専門店です。
HPリニューアル。champagneloungekohaku.com

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

本日月曜も休みます。


精一杯おもてなしをしたい思いと現実との乖離に違和感があるため、経営の効率化を考えて休業にすることとしました。

美味しいものも食べていただきたく毎日支度していますが、お客様のご来店の少なさや、需要時間と要請による制限とのバランスが悪すぎるので、火曜から土曜までの仕事とします。

連休をとることで、食など効率化できます。

そして、食材を廃棄するにも限界があり、プライドもあるため目先の売上以上に、効率化とエコなどに意識を置いた判断となります。


時短中はシャンパンもグラス単位で販売をしません。販売をすると売上は上がりますが必ず余ります。商売は大切な商材に愛情を持って成立するもの。商材を余らせてまで、目先の売上を伸ばそうと今は思いません。

現地でたくさんのシャンパンの生産者も見ていますし、時間や手間が掛かるのも理解しているので尚更です。

食材も魚介や肉類にも生命があり、食べられてこその供養だと思うので、売れなくて処分する可能性が多いルーティンにも疑問を持っていました。


正直なところ、毎日数万円の赤字ですので、食べるにも困るくらいですが、会社員ではないので、自分のプライドや哲学を持ってして自らの『仕事』とやらに考えや答えを持って臨みたいと思います。


逆に、グラス単位でどんどん開けている時は、売る自信がある時です。

勝負には、引くときと押すときがあります。

私は今、この風を読み、引く一手を決断しました。


時として、売上が作れないことに経営者としての恥もありました。

時として、売上を作らないことの決断がそれ以上に意味があると思うことがあり、そしてまだ私は修行中の身として思うのですが、それはとても難しい決断なのです。

なぜなら、毎日、進展のない捨て牌に、何万円も掛けるのは、常識的に難しい。

野球のバッターで言うなら、ストライク球じゃなくボール球と認識してバットを振らないことの方が勇気がいると言うか、潜在意識的に振って打ち、前に進みたいと思うからです。


日々の判断は、一時一瞬の風を読むようなもの。投資も似ていますね。

今日は静かに、明日へのエネルギーをチャージします。

皆様も良い1日を。