私の仕事。 | シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパン、ワインが好きで、それに纏わるエピソードなどの記事を書いております。シャンパンバーが好き過ぎて、2015年に名古屋にお店を出しました。
ご飯が食べられる禁煙のシャンパン専門店です。
HPリニューアル。champagneloungekohaku.com

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

本日も17時から21時までの営業です。


昨日もさんざん静かな時間が流れ、終わり際に幾つか連絡が重なり、結局ご案内をお断りするというお客様が幾らかありました。

不思議なもので、解っているようで解ってない方が多いです。

まず21時までだと言うことを解ってない方が多すぎます。たぶん、堂々と遅くまでやっている店が増えすぎて、麻痺しているところがあると思います。

そして、本当にお客様が入らないから、20時半過ぎに店を開けている必要がないことが多くあり、閉める準備をし始めてますが、その時間以降に連絡がたくさん来ます。

結局、ご案内ができないと言うことになります。

これが続けば、うちの店も堂々とやっている側にいかないと生き残れなくなるという悪循環になるのですが、少しでも安心して貰うためにそれは今のところやりません。

21時までになると欲が出るもので、何軒かいきたい人が増えるのですが、シャンパンや当店を大切に考えてくれている方は、是非とも、私が暇している時間帯に来てくださいませ。


たくさんのお客様からメッセージ頂いたり、応援頂けたり、幾らかの友人知人が気にしてくれたり、皆様からのお気持ちをたくさん受け取り感謝しています。遠方から後日の予約もあったりします。

ですが、今、現在、想像もつかないような静かな時間が流れていて、毎日のように赤字を垂れ流すような日が続いています。

このパラドックスの中で、平穏な気持ちでいることは至難ですが、不思議と気持ちを維持しています。

それは来たくても来れない背景のお客様をたくさん感じるからだと思います。それだけ世の中がまだ厳しい状況なのですね。

私はあまりに人に会えてなくて、世の中をテレビの中で感じることが多く、まるでコロナ禍など無縁に感じることがあります。

でも、現実は医者のお客様のお話を聞いたりすると、やはりまだまだ最前線では闘いだという事を知ります。まだ暫く私達の闘いは続くのでしょう。

そして、疲れ果てた戦士にシャンパンを提供する意味を考えます。


仕事に対する存在理由みたいな物を考えてみた人は多いと思います。

私の商売のお客様は、多くの方は色々な形で世の中を助けている方が多いです。

医療や税理士、警察、弁護士、製造、エンジニア、物流などなど。

そんな方々が私にだけ話す内容や会話の世界があります。そして、彼らがシャンパンを通してパワーチャージして最前線に還っていきます。

そこに私の存在理由があるように感じてます。

存在理由が大きく自分の中で見えているので、どれだけ暇で売上も悪く辛くても、店が潰れる気がしないのです。存在理由を確信できると病気になどかかっていられないのです。

その中で更に気づいたことはこのコロナ禍で店に来てくれている方は、似たようなエネルギーの方々が多く、何かこの人は違うなという微妙な客層の人は、今の時間帯に合わなかったり、条件があわずに疎遠になり淘汰されていく気がしてます。

友人などもコロナ禍などの転機で、ふるいに掛けられている気がします。

皆様にもコロナ禍はネガティブな事も多いけども、ポジティブな要素を見つけられることをお勧めします。大切な時間は、大切な人と過ごす事が良いです。

寂しくても、どうでもよい人間関係を維持することは、リスクもあり両刃の剣です。ドラクエ風に言えば諸刃の剣です。

私が今日思うことは、本当に大切な人を見極めて、全てを当たり前と思わず、素敵な恋人や友人や家族と美味しいシャンパンを酌み交わす。

それこそが意味のあるライフスタイルではないかと考えです。

私は実はシャンパン売りのようで、実はそうではなく、シャンパンを通したライフスタイルを売っているのです。

この店に来て、生活が、価値観が変わった人はさて、何人いらっしゃるのでしょうか、私はメッセージの数やSNSのアクセスの数から想像が少しできます。

だから、長くやれてきているのでしょうね。皆様に日々感謝しています。

本当にありがとうございます。


世の中を助けている方を、助けられたらと思うこと、それが最大のモチベーションです。