心境。 | シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパン、ワインが好きで、それに纏わるエピソードなどの記事を書いております。シャンパンバーが好き過ぎて、2015年に名古屋にお店を出しました。
ご飯が食べられる禁煙のシャンパン専門店です。
HPリニューアル。champagneloungekohaku.com

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

時短前の営業も目一杯やろうと思っていたけども、夜中はやはり頭打ち。
来客数も連日延びず、さらに雪だったりの影響下の極寒。
なかなか厳しいなあと思いながらも、簡単には現実は変えられない。
六年近くやってきていると様々なお客様の顔も浮かぶし、助けられてここまで来れたのですが、連日納得いく席の埋まり方には程遠い。
どうしたものかなぁなんて考えながら街を移動すれば伏見より僻地に意外と人が入っている店がチラホラ。
昔から人の何倍も負けず嫌いだから、心の中は何とも言えない敗北感と憤りが入り交じったような感情に溢れ、そのまま暫くの期間は封じられるであろうお酒を街で呷った。
少しのつまみとお酒に満足もしないが、明日のお客様の料理のメニューや仕入れなど考えると深酒もできず。店を出る。
今日はシャンパンを飲もうとは思えず、珍しくビールを選んだのだが、理由は心のどこかに混沌としたものがあったから。
シャンパンを飲む心持ちでなかったと自分で答えが最初から出せていたとでも言おうか…。
なぜか、今日の自分はシャンパンを飲むに相応しくない気がしてしまった。
反面、シャンパンを飲むに相応しい人がいる。そして、シャンパンを飲む必要がある人がいる。少なくとも一杯のシャンパンが誰かの心を豊かなものに変えることはあり得る。そう思うからこそ、シャンパンを扱う立場にも関わらず飲めない時がある。

明日金曜から時短。究極の凶くじ(九時)。
年末年始の掻き入れ時のこの惨事。
でも、がんばる。
がんばってシャンパンを飲みたい人のためにも。