私は読んでない派!
本文はここから私は、国民栄誉賞や○○褒章・芥川賞・直木賞等国民の誰でもが知るような賞は人生のtattooのような物に思えるのです。
その人がこれから先の人生どんなことがあっても、○○賞のだれだれと言うようにその人の冠として一生つくように思えるのです。
もちろんいい事なのですが、その人から一生(死んでも尚・・)消える事が無い物なのです。・・・・tattooよりも重い印だなぁ!
まだ読んでいませんが、処女作にしてこのような大きな賞を獲れるというのは、類まれなる才能の持ち主と思え興味はありますが、なんだか最近の芥川賞や直木賞の重みが少し軽くなってきている事を危惧してやみません。(まだ花火は読んでいないのでそれを批判する事ではありません。)
何十年もの間、本を書き続けても賞を獲れない人が山ほどいるそう言った世界なのに、最近は見出しに踊るのは、最年少受賞者とか、お笑い芸人初とか・・・・(素晴らしい物であれば、お笑い芸人だろうと、犯罪者だろうと別にいいのですが・・・・)
何かの話題性を求めているような傾向がある様に思えてなりません。
今年の受賞者は無し・・・・・というような年が何年もあっても良いように思えてなりません。
何度となく、そう言った賞を取った作品を読みましたが・・・・・これと言って印象も衝撃を受けた様な本は無かったように思えるのです。
何度も何度も繰り返し読むそう言った作品があったのでしょうか?
一度読んだら古本屋に持っていくそう言った物ばかりになってきているように思えます。
私が、芥川賞や直木賞に過大な期待を持ちすぎているせいなのかもしれません。
現代の芥川や直木をそれらの賞を取った人から見つけようとしているのかもしれません。
あの神経質すぎる様な芥川が、ステージで多くの人の前で笑いを取っている?
そこにいるはじけた芥川と神経質な芥川をシンクロできないのです。
また、多くの名作を生んでいる芥川の様に、名作を生み続ける力があるのだろうか?
そのような大きな賞を取る事が到達地点で、それ以降話題にも登らないそう言った事が多すぎるようにも思えるのです。
話題が冷めた頃に古本屋で安くなった本を少し立ち読みして、そこにまた置くか?レジに持っていくかを判断したいと思います。
芥川賞や直木賞って、出版社が本を売りたいがための賞であって、第二の芥川や直木を認める様な賞ではないんだよね。
話題先行も頷けるという物です。
もっと、文学賞的な時代を超えて何度でも読んでほしい本と言う感じの物であってほしいですね。
平成の芥川を感じたいなぁ・・・・・・・・