みなさん こんにちは。

 

東京は、よく晴れて暑くなってきました。

 

朝晩はずいぶん涼しくなりましたね。

あの寝苦しい夜も、

やっと終わるのでしょうか。

 

エアコンの生活も、

さすがに飽きたというか、

疲れましたよね。

 

 

 

さて

朝、顔を洗っているときに、

「あ、ヘナが落ちてきたな」

気づきました。

 

 

まだ20代の頃からヘナ染めを入れています。

 

白髪もなく真っ黒だった髪に、

トリートメントとして使用していましたので、

ほとんど色はつきませんでした。

 

 

何十年も続けているうちに白髪が出てきますから、

その部分だけオレンジ味の色がつきました。

 

オレンジの部分がだんだん増えてくるのを見て、

ああ、白髪が増えてきたなと感じます。

 

 

顔周りは、クレンジング類を使うので、

ヘナが落ちるのが早いですね。

 

前髪を下ろしていれば、案外、

顔周りの生え際の白髪って、

目立たないのですよ。

 

 

私の髪は、

毛穴の向きが上を向いているらしく、

上に向かって生える性質があるのです。

 

 

あかちゃんの時の写真を見ると、

ピョンピョンとすべての髪が、

上に向かって立っています。

 

 

ですから、

前髪をつくらずにおでこを丸出しにした髪型には、

ぴったりなのです。

カーラー類で上に立ち上げる努力も要りません。

 

逆に

前髪を下ろそうとすると、

浮いてしまいがちです。

 

 

顔周りの生え際だけヘナを入れなきゃ

そう思っていると、

鏡におちびさんが映ってきました。

 

娘一家の3歳のおちびさんも、

髪が上につんつんしがちです。

あかちゃんの時は、

上に立ってピョンピョンしていました。

 

娘も同様でした。

 

 

毛穴の向きが遺伝しましたね。

ぴったりの髪型を選んでいくといいね。

 

 

 

毛穴の向きとは別に、

 

白髪になる髪っていうのは、

ほかの髪と馴染まずに、

独立独歩のようなトコがあります。

 

私の場合は、

オレンジの髪のところだけ、

なんとなく浮き上がったり、

そこだけうねができたり。

 

ほかの髪と馴染まない感じなのです。

 

 

以前、美容院でその話をしたら、

ほんとうにそうらしいです。

 

 

白髪になるから馴染まなくなるのか、

もともと独立独歩の性質だから、

白髪になるのか。

 

よくわからないそうです。

 

 

どっちが先なのか。

にわとりと卵の話みたいですね。

 

 

 

60歳を過ぎて思うのですよ。

 

若いときは、

家庭だったり、学校だったり、部活だったり。

所属しているところに合わせないといけない。

 

そのことに悶々としますよね。

 

 

学業が終わって社会人になれば、

自由になる気がしていました。

 

ところが、会社に入ってみると、

もっともっと所属のシバリがありましたよ。

ええーっ!?

 

 

結婚して子どもを生んで。

会社ともご縁がなくなったら、

自由がやってきた?

 

 

いやいやいや。

 

ママ友付き合い、つれあいの身内との付き合い

PTA、ご近所、パート先のあれこれ。

 

 

自分のことならまだしも、

子どもにかかわることです。

 

今まで以上に自分を律して、

場に馴染む努力が必要でした。

 

 

 

時の流れとともに、

白髪の数は増えて、

オレンジ味がはっきりしてきました。

 

 

自分を律して、抑えて。

 

ムカついているのに微笑んだり。

 

やりたいことはやれずに、

一日のほとんどを、

やりたくないけどやらなきゃいけないこと

これに費やしたり。

 

 

そのたびに、

「ワタシってなんなの?」

心の奥から湧き上がる声が、

白髪となって現れてきたのかな。

 

今は、そんな気がしています。

 

 

 

だったらさ、

周りに馴染まずに、

どこか浮き上がっているわけだ。

 

 

そりゃあ、そうだよね。

表現できなかったホンネの声を、

こうやって発してきたんだからね。

 

 

うーむ。

なるほどね。

 

 

そう思うとね、

白髪くんが愛しくなりますよ。

 

よくやってくれた。

ありがとね。

 

 

 

顔周りの生え際だけ

ヘナを入れましょう。

 

ぐっと明るくなります。

 

 

これだけがんばってくれた自分に

感謝をこめて、

 

ヘナを入れましょう。

 

 

 

がんばっている人も

 

がんばれない人も

 

がんばらないようにがんばる人も

 

 

今日も、ありがとうございます。