みなさん こんにちは。

 

東京は、薄い雲があって風もあります。

何日か前の猛暑とくらべると、

しのぎやすくなっています。

 

来週はまた酷暑の予報がでていますね。

今年の梅雨は、どうなるのでしょうか。

 

 

 

 

さて

早朝の散歩を日課にしています。

 

帰り道に、

駅へ向かう中高生さんをママが送り出す場面に

遭遇することも多いです。

 

 

ママは

 

「気をつけてね」

 

そういう言葉をかけますよね。

 

 

お子さんのほうは返事もなく、

自転車のペダルを踏んでいきます。

 

 

 

私の母も

「気をつけてね」が口癖でした。

 

どこかにでかけるときは、必ず

「気をつけて」に送り出されました。

 

 

小さい子どもにとって、

母親の言葉はゼッタイです。

 

ママがそう言うのなら、そうなのです。

 

ママが「いいことあるね」と言えば、

きっといいことがあるのです。

 

 

ママが

「天気が悪くなりそうだから気をつけて」

と言えば、

本当に雨に降られたりしました。

 

 

ママが

「忘れもの気をつけて」

と言えば、

宿題や保護者会の返事のプリントが気になりました。

そして、そのあげく、

洗濯した給食着を忘れたりしました。

 

 

それは、偶然だったかもしれませんね。

 

でもね、

帰宅してからママが、

 

「ほうら、だから言ったでしょ」

「気をつぃけなさいって」

 

こんなふうに言ったとしますね。

 

するとね、そこで

ママの言葉はゼッタイだ

ママの言葉は天の言葉だ

 

子どもの心に自動的に

それがインプットされてしまいます。

 

 

ママが心配すればするほど

子どもは、ママの心配ビームに囚われてしまいます。

 

心配の念が、

ほんとうに心配するような出来事を

引き寄せてしまいます。

 

 

ママの心配は、かえって

子どもの足を引っ張ってしまいます。

 

子どもはね、ママがすべてですからね。

 

 

 

私の母の場合はね、

たいへんにきちんとした人で

完璧主義といってもいいくらいでした。

 

 

子どもが失敗したり、トラブルに巻き込まれる

そういったことそのものを避ける、というよりは、

 

それによって

自分が巻き込まれる

自分にも不備が生じる

それを避けたかったのかな

 

今はそんな感じもします。

 

彼女にもシミが付いちゃうからね。

 

 

いづれも

母は意識してやっていませんよ。

すべて無意識なのです。

 

 

 

自分も母になってわかりました。

 

子どもを通して自分の成績も上げたい。

 

これは、母親の生理的な欲求ですね。

本能みたいなものです。

 

 

あれだけたいへんな出産をして、

あれだけたいへんな子育てをしているのです。

無報酬です。

 

ちょっとくらいママだって

報酬やご褒美をもらいたくなりますよね。

 

 

ママをやった人だったら、

こういう母親のことを決して責められません。

 

それだけ、子育てはつらいですからね。

 

 

 

だからね、

 

口にする言葉を変えてみませんか?

 

 

子どもは、ママの言葉どおりになってしまうものです。

 

だったら、ママの言葉を変えましょうよ。

 

「気をつけて」 

 

ではなくて、

 

「大丈夫」「うまくいくよ」

 

こうしましょうよ。

 

 

子どもは、ママの言う通りになっていくものです。

 

大丈夫。

うまくいくのです。

 

その結果、

ママだってハッピー!になるのです。

 

 

心配を口に出しそうになったら、

すぐに切りかえて

 

「今日も大丈夫!」

 

これで送り出しましょうよ。

 

 

 

クセになるくらい意識してやってれば、

 

「子どもを心配するママ」

 

は、いつのまにか

 

「子どもを信頼するママ」

 

になっていますよ。

 

 

大丈夫。 大丈夫。

 

 

 

 

がんばっている人も

 

がんばれない人も

 

がんばらないようにがんばる人も

 

 

今日も、ありがとうございます。