みなさん こんにちは。

 

東京は昨日の雨も上がって、

ピーカンのお天気です。

暑くなりました。

 

今年は、梅雨に入る前から夏バテぎみです。

みなさん ご安全にお過ごしくださいね。

 

 

 

さて

娘一家のおちびさんは、もうすぐ3歳です。

保育園は3年目になりました。

 

近頃 保育園に行くのをいやがります。

毎朝、ママもたいへんです。

 

新しい担任の先生が苦手なようです。

ママもそうみたい。

 

朝おくっていったときも、

子どもの手をグイッと引っ張って

室内に入れると、

母親の目の前でピシャッとドアを閉めるらしい。

 

中から大泣きが聞こえてきて。

たくさんの子が泣いてるらしい。

 

ママたちは、なんともせつない気持ちで

会社に向かうのですね。

 

 

まだお若い、独身の先生です。

 

まだまだ遊びたい年頃ですよね。

おしゃれもできず、ネイルもできず、

およその子のオムツの世話で手も荒れて。

 

保育士さんは、激務です。

疲れはてていますよね。

 

2年続けてお子さんのいる先生が担任でした。

事情がわからない子どもたちには、

なにもかもが違ってしまったのでしょうね。

 

 

 

第三者として見ています。

ママとパパの対応に興味深いものを感じました。

 

「園長先生に報告したほうがいいのかな?」

 

「やめといたら?」

「まだ何年も行くんだし」

 

「ほかのママたちも怒ってるのがわかる」

 

「人手不足だし、園長先生もたいへんだよね」

 

なるほどね。

 

 

でもね、たぶん

園長先生に苦情を持っていく保護者さんが

でてくるでしょう。

 

 

アラカンまで生きてきました。

 

いつでもどこでも

自分が不愉快だと感じたら、

間髪入れずに申し出ていける人っておいでですよね。

 

あれは才能だなあ と思います。

 

自己チューとか、ワガママとか

言われることもあるでしょうが、

あれは才能だなと思います。

 

 

「もっと困ってる人だっている」

 

「自分が言ったら、あの人に迷惑がかかる」

 

「みんなだってガマンしてるんだから」

 

私は、いつもこっちの組でしたよ。

 

 

でもね、もうアラカンです。

残り時間が山ほどあるわけじゃない。

 

人のためばかりに生きてきたような気がするのです。

 

みんながどうだろうと

あの人がどう思おうと

 

私が不愉快と感じたなら、

それは不愉快なのですよね。

 

人の気持ちなんて、

結局わからないのですよ。

 

わかるのは、

今の自分の気持ちだけです。

 

みんな?

みんなって誰と誰?

「みんなやってるし」のみんなって、誰?

 

 

イヤならイヤってすぐに言える人がいます。

 

「あの人はああいう人だからね」

案外、それはそれでとおってしまうものです。

 

 

一方、自分は、

ものすごーく悩んで、勇気を振り絞って

「ちょっと今回は」

やっと言ってみた。

 

そしたらさ、

「あの人、最近変わったと思わない?」

なーんて噂になったりして。

 

こんなソンなことってないよね。

 

 

つまりね、

いいように都合のいい人として扱われちゃってる

そういうことだよね。

 

なんてこった。

 

 

なのに、なのに

「NO」と言うことのほうが、

よっぽどつらくて勇気がいる。

 

なんなんだ?!

 

 

 

きっとね

記憶にもないくらい小さい頃に遡るんだよね。

 

とても近しい人 多分、親でしょう

その人とのかかわりで身についたものなのですね。

 

 

子どもは、うれしいときも悲しいときも

真っ先に親に訴えます。

 

そのときに親が

「よかったねー」

「たいへんだったねー」

そのまま受け入れてくれたら、

はじめて

「うれしい」「悲しい」の感情が

コトリと魂に入るのですよ。

 

 

受け入れてもらうたびに

自分の感情に自信が持てるようになるのです。

 

その回数が少なかったんだな。

 

今は、わかります。

 

 

母はとにかく厳しい人でしたから、

どんなにがんばっても

私を褒めてくれませんでした。

 

褒めることがへたくそだったのですね。

 

その母をおくって、今はやーっと

自分は自分を好きだと思えるのです。

 

 

 

子育てをしてるとね、

自分にそっくりなところを見つけます。

 

それが自分でも嫌いなところだと、

ムカッとイラだってしまいます。

 

そして、自己嫌悪に陥ったりします。

 

 

そのすべてが、OKなのですよ。

 

 

自分だって

十分に満たしてもらえなかった

その心を抱いて、

今日もママをやっているのです。

 

 

自分だって

自分の器を自分で補充しながら、

子どもの器に愛を注ぐのです。

 

 

涸れることだってあるさ。

 

 

 

不愉快なら、不愉快だと申し出る

不愉快でも、あれやこれや考えてガマンする

 

どちらのママも、それでいい。

 

 

みんな、まだまだ未熟なままで、

ママをやっているのです。

 

その親も、そのまた親も

間違いなくそうだったのです。

 

 

 

自己嫌悪に陥って、

自分を責めてしまいそうなときは、

まず、自分で自分を褒めようね。

 

 

あの時の母に代わって、

おとなになった自分が、

あの小さな頃の自分を褒めようね。

 

よくやってきたじゃない。

 

よく生き抜いてきたじゃない。

 

 

園長先生にわーわーと文句を言えるママだって、

家庭内や仕事のとんでもないストレスに

苦しんでいるのかもしれない。

 

 

どんなママだって、

必死にママをやっているのです。

 

 

ママ業は、修行ですよ。

 

つらい。

 

子どもが絡んでいるからね。

 

 

どんなママも、よくやっていますよ。

 

 

 

一日の終わりに

 

「私 今日もめちゃくちゃよくやった」

「すごい!」

 

いっぱい褒めてあげようね。

 

 

それから

眠っている子どもの背中に

 

「大好き」

 

声をかけようね。

 

 

それだけでいい

 

それで いい

 

ママは、それでいい。

 

 

 

がんばっている人も

 

がんばれない人も

 

がんばらないようにがんばる人も

 

 

今日も、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヤならイヤって