みなさん こんにちは。

 

東京はとてもいいお天気で、

春の暖かさです。

花粉もきていますね。

涙目がしょぼしょぼしています。

 

 

 

さて

1月末に引っ越しをしました。

使い終わった段ボールの束を、

引っ越し業者さんが、

どどーんと持ち帰ってくれました。

 

家の中は一気に

涼やかに風通しよくなりました。

新しい日常の生活が始まっています。

 

 

古い家の建て替えをするために、

娘一家のところに

8か月間仮住まいしていました。

 

家1軒分の荷物を、

ひと部屋と貸倉庫ひとつ

それだけのスペースに詰め込むことになりました。

 

とても、ムリですね。

 

父と母の代からの古いものをはじめ、

とにかく処分、処分、処分しました。

 

まだ使えるもの、

買ってまだちょとしか使っていないもの

心残りはありましたが、

とにかく8か月間、置き場がないのです。

 

処分しました。

 

 

家の建て替えが終わって、

引っ越しを済ませると、

なんと、モノが少ないことか!

収納スペースもガラガラです。

 

そしてね、

こんな春真っ盛りみたいな日射しの中で

コーヒーなんて淹れているとね、

なんとも気持ちがいいのですよ。

 

 

家族とはいえ、

血がつながっているとはいえ、

自分以外の人の気がこもったモノ。

 

これはね、

なにかがんじがらめにされるような

そんな気がするのですよ。

 

とくにね、

親の使っていた家具やモノたち。

 

これはね、

 

「いってきまーす」

 

娘時代の私がでかけようとした、そのときに、

頭の先から足の先まで、舐めるように見て、

 

「そんなかっこうで行くの?」

 

不満そうにつぶやいたときの

あの、母の顔。

 

そういうのを思い出させるのですよ。

 

 

今はもう、この世にいない人ですが、

その人の気が、

今もそこに居続けているのです。

 

 

こういうものをバッサバッサと処分して、

家も解体して、

一度更地になりました。

 

そして今は、

全く新しい家になりました。

 

 

 

娘一家の2歳のおちびさんが、

ガムテープをびろびろと引っ張って、

「にいっ」と笑っています。

 

あとに続くこの人たちに

息苦しい思いをさせないように。

 

 

16年間一緒に暮したビーグルは、

電信柱ごとにマーキングをしていましたっけ。

 

ビーグルじゃないんだからね

自分の存在を

やたらめったらマーキングする必要もない。

 

 

とにかく、モノを増やさないように

残りの人生は、

風通しよく生きようかな。

 

そんなことを思いましたよ。

 

 

ダンシャリどころか、ほぼ全シャリ。

こんなこと、

人生に1度あるかないかです。

 

ほんとにスッキリしましたよ。

 

生き返った!

 

 

軽く軽く、明るく明るく

春を迎えよう!

 

そんな気分です。

 

 

 

がんばっている人も

 

がんばれない人も

 

がんばらないようにがんばる人も

 

 

今日も、ありがとうございます。