みなさん こんにちは。
東京は、早朝に降っていた雨があがって、
日中は、薄い雲の切れ間から
日も射しこんでいます。
この季節にしては湿度も高くて、
動くと暑いくらいです。
さて
週末にショッピングセンターに寄りました。
小さいお子さん連れのファミリーがいっぱいでした。
目にとまった光景がありました。
ママとパパと幼稚園くらいのお姉ちゃんと
2歳くらいかな?弟くんのご家族です。
弟くんが動き回るたびに
ママは追いかけます。
ちょっと大きめのパンツが
動き回るうちに下がってきます。
それを、ちょくちょく引き上げたり
ママは忙しい。
すると、弟くんが 突然
「まま、どうしてぼくばかりかわいがるの?」
ママもパパも 一瞬
「えっ?」 というように
その場に固まりました。
唯一 お姉ちゃんだけが動きました。
自分のはいていたスパッツを
自分の手でぐいっと引っ張りあげたのです。
その顔は、
口をギュッと結んで
ちょっとゆがんできました。
自分が子育てしていたときを
思い出しました。
幼稚園でご一緒だったママが、
ぽろっと言った言葉です。
「どうしても 男の子のほうが
可愛く思っちゃうんだよね」
自分は、娘しか育てたことがありません。
でも、娘が男の子を生んで
2歳になりました。
可愛いですよね。
孫は可愛いですよ。
責任がないからね。
でもね、
それだけじゃありません。
やっぱり 女の子を育てたときと
自分の気持ちが、ちょっと違う。
ただ、可愛いな と思えるのです。
娘はね、やっぱり女同士です。
どんなに小ちゃくてもね、
女性として見ちゃうところがあるのでしょうね。
なるほどなあ
今になって、よくわかる気がします。
白雪姫のお話に出てくる
いじわるなお義母さんは、
そもそもの原作では、実母だった。
そう聞いたことがあります。
白雪姫の時代から、
娘への嫉妬
これは、ずーっとあるものなのですよ。
幸せになってほしい
これはほんとうの気持ち。
でも
自分よりもしあわせになろうとすると、
ちょっとイライラする
これも 本当の気持ち。
生理的な、本能のようなものですね。
ずっと一緒に付き合っていくしかないのです。
でもね、
「娘に嫉妬する気持ちを持っているのだ」
これを意識しているのと、いないのとでは、
全く違いますよ。
わかっていながら
上手にうまくつきあっていく。
それがいいですね。
初めて男の子の育児に参加しながら
アラカンは、そんなことを感じていますよ。
がんばっている人も
がんばれない人も
がんばらないようにがんばってる人も
今日も、ありがとうございます。