みなさん こんにちは。
東京は晴れて、夏の暑さになっています。
大型台風とともに梅雨入りしました。
湿度の高い日が続いていきますね。
さて.娘が結婚しておちびさんが生まれました。
もうすぐ2歳になります。
娘夫婦を見ていて思います。
「夫婦になったなあ」
夫婦二人のときは、なんていうのかな
おとな二人の共同生活っていう感じですよね。
それぞれ仕事も持っています。
でもね、そこへおちびさんがやってきました。
「命」に対する責任を共有したからですかね。
二人の間に存在していた境界線のようなものが、
一気に取り払われた感じです。
そしてね 思うのですよ。
ふたりの後ろに連綿と続いている両家の存在
これが浮き彫りになってきましたね。
夫婦二人だけのときは、
まだどこかで「よそ様」扱いというかね
一線がちゃんとある という感じでした。
でもね
そこにベビーが生まれた。
そうするとね 不思議なことに
両家のご先祖が動き出すというか、
一線を保ってきた遠慮がなくなったというか。
「ああ、あちらのご家庭は
こういう感じだったのね」
ということがハッキリと見えてきます。
これは、双方ともそうだと思いますよ。
おもしろいね。
こういう家にお嫁にきたんだ
ということも自覚するようになります。
いいとか悪いとかじゃないんですね。
同じ血のつながりばかりだと
生き方も考え方もパターン化してきます。
そうするとね
あまり進歩もできないじゃないですか。
結婚のたびに
全く違う生き方、考え方の人が混じってくる。
「なんなの?」
そう思うこともありますよ。
でもね
この新しい風がとても刺激となって
より広く、より深く
生きるハバが大きくなっていきますよね。
その両家の持っているものを両方汲み取って
子どもは育っていきます。
まちがえなく 親たちより
より広く、より深い世界を生きていくのです。
「なんなの? この家は?」
こういうカルチャーショックこそが
より進化した子孫をつないでいく
大切なカギなのですね。
いくつになっても 学ぶなあ
アラカンはしみじみ思うのですよ。