みなさん こんにちは。

 

東京は、朝から雨の一日となっています。

昨日の夏の暑さから、ぐんと気温が下がって

肌寒くて、今日は長袖です。

梅雨がすぐそこまで来ている感じがしますね。

 

 

 

さて

娘一家のおちびさんは、もうすぐ2歳です。

毎日「おかあさんといっしょ」と「いないいないばあっ」

を欠かさずに見ています。

 

保育園に通っているので録画してあります。

 

その結果

家にいる間はずーっと

何度でもこの番組がかかっていて、

TVの画面にほかの番組が映ることはありません。

 

 

「おかあさんといっしょ」は、

昭和生まれの自分も見ました。

平成生まれの娘も見ました。

そして 今

令和生まれのおちびさんも見ています。

 

一緒に見ていると

時代背景をしっかりと盛り込んでいるのに驚きます。

 

教育テレビの子ども向け番組すべてに

たいへんなご苦労が感じられます。

 

ありとあらゆる 差別 に通じるような

そういう琴線に触れないように

 

そういったご苦労ですね。

 

 

車いすの方にも配慮した体操や歌のコーナー。

 

我々の時代は体操のお兄さんだけでしたが、

今はもちろん体操のお姉さんも登場します。

 

歌のお兄さんお姉さんや、

登場キャラクターの衣装のデザインや色彩にも

そりゃあもう、配慮が感じられます。

 

男子はブルー 女子はピンク 

といった固定観念はどこにもありません。

 

お兄さんも、サーモンピンクのズボンに

ピンクのバラ模様のセーター。

 

お姉さんの衣装も、ワンピースの中に

ピンク、黄色、紺、緑あらゆる色彩が

ちりばめられています。

 

ああいう衣装って、売っているの

見たことがないですね。

すべてあつらえて作っているのでしょうか。

 

 

歌の背景に組み込まれるアニメーションなどにも

肌の黒い子、目の青い子、車イスの子

いろいろな子がみんな笑って登場します。

 

時代背景や、新しい法律に向けて

そぐわっているか、という配慮を感じます。

 

 

生まれたときからこういった環境で育った

令和生まれのおちびさんたちは

 

あらゆるシバリに関係なく、

「あの人はあの人」「私は私」

当たり前のように生きていくかもしれませんね。

 

 

もう ずいぶん前になりますが、

スマップの「世界にひとつだけの花」が

大ヒットしました。

 

「オンリーワン」という言葉が広まりました。

 

でも実際には、世の中はあいかわらず

「オンリーワン」ではなくて

「ナンバーワン」を求め続けました。

 

 

時は流れて、グループは解散して、

曲の作者は法律的な問題にかかわったとかで

 

いつのまにかこの曲を聞くこともなくなりました。

 

 

そして 令和です。

 

すっかり忘れたころに

すべての子どもは「オンリーワン」の存在だと

世界中がまるっと訴えるようになりました。

 

 

それが、政治的なイミあいを含んでいようがいまいが

それはそれ として

 

結果、令和のおちびさんたちは

とうとうほんとうに

「オンリーワン」の道を歩いていけるかも

 

そんな可能性が見えてきました。

 

 

昭和、平成 とずっと願ってきて、

結局はダメなのかも と

あきらめかけていたことが、

ほんとうに実現するかもしれません。

 

 

先人たちの 大いなる夢をのせて

 

オンリーワンのおちびさんたち

 

どんどん大きくなーれ。

 

 

 

がんばっている人も

 

 

がんばれない人も

 

 

がんばらないようにがんばっている人も

 

 

今日も、ありがとうございます。