みなさん こんにちは。

 

東京は曇りがちの空ですが、日射しもあります。

強い南風が吹いて、蒸し暑い夏日となっています。

 

 

 

さて

引っ越しを直前に家の中の整理に追われています。

こんなに荷物があったのか! と驚くばかりです。

 

 

なかでも うーむ とうなってしまうのは

おひな様と兜飾りです。

 

昭和の時代の私のおひな様。

あの時代ですから段飾りでした。

今はおひな様とお内裏様だけ残してあります。

 

平成の時代の娘のおひな様。

さすがに最初から、おひな様とお内裏様だけです。

 

そして 令和生まれ1歳の 娘の長男の兜飾りです。

 

 

自宅が狭いから、ということで

結局ぜーんぶ我が家に置いてあります。

 

これらの移動が大変なのです。

ものすごくカサばるのです。

 

まいった。

 

 

昭和、平成、令和と時代は進みました。

食洗機、ドラム式洗濯乾燥機、お掃除ロボット

これらも当たり前になりました。

 

固定電話をもたず、

テレビも持たない家庭も増えました。

 

時代の流れとともに

今に馴染まないものは、淘汰されていきます。

 

 

なのに、なのに、なのに

なぜか、おひな様と兜はずっと残っています。

 

狭い家にこんなにカサばるものはNGなのに

 

代々 処分に困っているというのに

 

飾ったら、あっという間にいじって壊すのに

 

なのに、なのに、なぜか

時代は流れても、節句の飾りは続いていくのです。

 

 

娘が生まれて、初節句はベビーベッドでした。

2年目のお節句のとき

おひな様を飾って2日目に

お内裏様の烏帽子をぶちっとむしりました。

 

かといって

たった一日しか飾らないというのも

なんだか心苦しいのです。

 

そして 片付けるときは

めちゃくちゃめんどくさいのです。

 

 

なのに、なのに

代々 節句飾りは続いていくのです。

 

思うのですよ。

 

これはね バレンタインやハロウィンや

Xマスでさえ、

くらべることはできないのです。

 

 

日本人のDNAにインプットされている

そんなナニカなのですね。

細胞にまで沁みわたっているナニカなのです。

 

 

その昔は

おもちは1年に1回のごちそうでした。

今はね、おいしいものは山ほどあります。

 

でもね、令和になっても

やっぱり お正月にはおせちとお雑煮なのです。

 

これもね、理屈で考えられることではないのです。

DNAに入っちゃっているんですね。

 

 

こんなにカサばって、処分に困って

収納に困って、なのにけっこう高額で

 

わかりきっていても

どうしても 子どもが生まれたら

必ずついてくるものなのですね。

 

 

5月のお節句が終わりました。

あっという間に兜飾りの一式を片付けて

引っ越し用にパッキングします。

 

 

あ~ めんどくさい

あ~ でも どうしてもやめられない

 

だってね

DNAがやていることなのです。

これはもう、

ほんと しょうがないですよ。

 

 

今年も 桃の節句も端午の節句も

無事に終了しました。

 

お役まっとうした感じ。

 

 

DNAさん これでよろしかったですか?

 

 

 

がんばっている人も

 

 

がんばれない人も

 

 

がんばらないようにがんばっている人も

 

 

今日も、ありがとうございます。