みなさん こんにちは。

 

昨日の雨が上がって

東京は25度と、蒸し暑くなっています。

5月末の梅雨の気配を感じる頃のようですね。

 

桜の見ごろも大急ぎとなってきました。

 

 

 

さて

娘一家の1歳のおちびさんが来ています。

 

おもちゃを積み上げてタワーを創っていましたが

ふと、手が止まりました。

 

 

目を上げて天井を見ています。

上を指さして目で何か言っています。

 

「なに?」

上を見ても天井だけです。

 

 

と、そのうちに

「バリバリバリ」

ヘリコプターの音が聞こえてきました。

 

「ヘリコプターがきたね」

話しかけると、にいっと笑って

満足したのかまた遊び始めました。

 

 

耳がいいのですね。

音というより

空気が変わる その気配を察するのです。

 

 

16年一緒に暮したビーグルもそうでした。

 

道路から階段を上がって家に入ります。

自転車用に、階段の横にスロープがあって

そこを自転車を押して上がります。

 

 

門が少しきしんでいて

開け閉めのときに「キーッ」と音が鳴ります。

誰が開け閉めしても、その音が鳴ります。

 

 

なのに、ビーグルは

父が帰ってきたときにだけ

いびきをかいて眠っていたのにがバッと起きて

走って出迎えていました。

 

音で 誰が帰ってきたのかわかるのですね。

 

 

小さい命たちは

気配を感じるセンサーが飛び抜けていますね。

 

天変地異の前には

蛇や動物たちが一斉に移動を始める

といいます。

 

わかるのでしょうね。

 

 

人間も動物です。

1歳の子もおとなも 等しく

このセンサーがあるはずですよね。

 

でもね、おとなは感じないのです。

微細な信号はちゃんと来ているのでしょうけど

アンテナがキャッチしないのです。

 

 

テレビのアンテナ、BSのアンテナ

インターネット用のアンテナ

人間のこしらえたアンテナが

街いっぱい空いっぱい飛び交っています。

 

微妙な ほのかな 天からの信号は

かき消されてしまいます。

 

でも1歳のおちびさんは

微細な空気の揺れがわかります。

 

思うのですよ

 

まだ、知識が 

あれこれ入ってきていないからですね。

 

 

学問の知識もこの世の常識も

まだ何もインプットされていないからですね。

 

 

学べば学ぶほど

情報を取れば取るほど

微細な信号はキャッチできなくなるのですね。

 

 

たぶん

人がこしらえた学問や理屈や決まり事っていうのは

発する波が荒々しいのでしょう。

 

だから

天から降りてくるような微細な波は

かき消されてしまいます。

 

そしてセンサーはどんどん鈍くなります。

 

 

 

もしかしたらね

1歳のおちびさんや蛇やネズミたちが

パソコン通信をしたら、

 

ワイファイも要らない

パソコンやスマホというツールも要らない。

 

 

あの人のことをふと思っただけで

お相手にメッセージが届いてしまう。

なんのツールも使用していないのに

お相手のスマホに文字になって入ってくる。

 

 

なーんてこと あるかもしれませんね。

 

 

令和の時代を生きる子どもたちは

そんな世界を体験するかもしれません。

 

 

人にはまだまだとんでもない可能性が

いっぱいありそうです。

 

 

ちょっとでもいいからこの目で見て

体験していきたいと思うのですよ。

 

 

 

がんばっている人も

 

 

がんばれない人も

 

 

がんばらないようにがんばっている人も

 

 

今日も、ありがとうございます。