みなさん こんにちは。

 

東京は朝から冷たい雨が降っています。

昨晩は寒さ対策をして寝たのですが、

それでも肌寒くて、夜中に目が覚めました。

 

残暑から一気に秋が深まった感じですね。

ジェットコースターのようですね。

 

 

 

さて 保育園の帰りに

娘と1歳3か月のおちびさんが顔を出しました。

 

 

歩くのがずいぶん上手になりました。

家に入るなりあっちこっちドアを開けていきます。

 

古い家です。

 

娘一家のところと違って

リビングやキッチンもひと続きではなく、

一部屋ごとにドアがあります。

 

ドアの数が多いのです。

 

引っ張って開けるドアから和室の引き戸まで

いろいろあります。

おもしろくてしょうがない様子です。

 

 

 

そのうち ペタンと座り込んで

何やら始めました。

 

ポストから取ってきた郵便物をそのまま置いていたのですが、

その上にペタリと座っています。

 

 

手に持っているのはパパの名刺入れです。

週末にパパが忘れていったものです。

 

シュパッ シュパッ!

 

一枚ずつ名刺を引き抜いて投げていきます。

 

おー?

 

 

すると今度は

あちこち散らばった名刺の一枚を拾いました。

 

さっき 荷物が届いて

上のガムテープを剥がしたところです。

 

その段ボールの中へ名刺を入れました。

 

また一枚また一枚

拾っては入れていきます。

 

肌寒い日なのにおでこに汗をかいています。

 

 

 

おちびさんのお尻がどいたので郵便物を回収します。

 

一番上にあった 同窓会だより は、

おちびさんのお尻の体温で

表のセロファンがふにゃりとなっています。

 

寄付のお願いとともに

卒業生に何十年も送ってくるものです。

 

 

 

4時になりました。

 

NHKの教育テレビで 

いないいない ばあ が始まります。

 

スイッチを入れます。

 

とたんに、おちびさん

名刺を放り出してTVの前にかじりつきます。

 

 

「いない いない ばあっ」

いっしょに体を揺すって見入っています。

 

 

この隙に

パパの名刺を拾い集めて名刺入れに戻します。

 

娘に渡します。

 

宅配の段ボールも片付けて郵便物も片付けます。

 

 

 

同窓会だより?

うーむ。

 

何十年前のハナシだ?

っていうくらい昔のことですよね。

 

 

出身学校なんて、功を奏するのは、

アラカンになってみれば

就活のときくらいでしたねえ。

 

 

 

それでも 昭和の時代は

○○学校出身とか、○○会社勤務とか

けっこう功を奏していたみたいでしたよ。

 

 

 

でもね、もう 時代は令和です。

 

就活のエントリーシートに

大学名を書かせない会社も出てきました。

 

 

名刺?

 

今や 若い人たちは

はじめまして! のときには

すぐにスマホを出して

お互いのSNSを交換しますよね。

 

「すごいですね!」

「こんなに登録者がいるんですか?」

なんて やりとりしています。

 

 

名前や会社名を印刷した小さな紙なんぞ

たいしてイミも価値も持たない

 

そんな時代です。

 

 

職業?

 

誰もが「ユーチューバー」だったり

「ブロガー」だったり ですよね。

 

 

 

同窓会だよりも、名刺も ただの紙です。

 

 

おちびさんにとって価値があるのは、

なんたって

 

「いないいない ばあーっ」

と たまごボーロ

 

これに尽きるのですよ。

 

 

令和生まれのおちびさん ですからね。

 

 

 

がんばっている人も

 

 

がんばれない人も

 

 

がんばらないようにがんばっている人も

 

 

今日も、ありがとうございます。