みなさん こんにちは。
今朝は青空になって
少し日が射した東京ですが、
またどんよりと曇って、雨もぱらつき始めました。
いよいよ梅雨に入りましたね。
さて 昨日 出かけた帰りに
バギーを押して3歳くらいのお兄ちゃんも連れた
若いママとすれ違いました。
雨の降りが急に激しくなったときでした。
バギーにすっぽりと雨用のカバーをかぶせて
その中であかちゃんが泣いています。
雨が急に強くなって
ビニールカバーに落ちる雨音がバチバチと
怖いのかもしれません。
お兄ちゃんは黄色い傘をしっかり握りしめて
ママについていきます。
ママに何か言っています。
ママはレインコートもずぶ濡れで、
フードも顔にはりついています。
しかも、この強い雨音です。
聞こえていないようです。
お兄ちゃんはもっと大きな声で
何か言いました。
ママは、気づいたようですが、
言った内容までは聞き取れません。
バギーの雨カバーが曇ってきます。
あかちゃんの泣き方も、激しくなったのでしょう。
ちゃんと 歩いて!
ママの大きな声は、雨音も突き抜けて
お兄ちゃんに届きました。
口をギュッと結んだお兄ちゃんの表情は
よくわかりません。
だまってママの後を歩き続けます。
一番泣きたいのは、ママですね。
もう やだ! 何もかも やだ!
大声で泣きたいのは、ママです。
お母さんなのだから とか言われたって
ちょっと前までは、
自分だってお嬢さんだったのです。
子どもが生まれたから といって
急に聖母になれるわけがない。
千手観音になれるわけがない。
仕事だってつらいことはいっぱいあったけど、
とりあえず おとな同士です。
言葉が通じるし、
自分で食べて、トイレも行ってくれる。
それに、なんのかんの言っても
すべての人が結局はお金のため という
共通のあきらめどころ や、
共通の落としどころ もあるのです。
しかし、子育てというのは!
わけのわからないことばかりです。
あのお兄ちゃんは、
おうちまで黙ってもくもくと歩くのでしょう。
呑み込んで蓋をした
あの、訴えたかった言葉は
何だったのでしょう。
こういうことが、
何度も何度もあることでしょう。
そのうちに
自分の今のほんとうの気持を
言おうとすることを
やめてしまうかもしれない。
もっと時が過ぎて おとなになったとき
もしかしたら
今、自分は何を感じているのか?
嬉しい?悲しい?怒り?不安?
自分の感情が
自分でもわからなくなってしまうかもしれない。
自分が 今何をやりたいのか
わからなくなってしまうかもしれない。
アラカンは、子育てを終わって
娘が0歳児を育てているのを見ている
客観的な立場です。
当事者ではなくなって
責任もなくなって。
だからこそ、はじめて冷静に
こんなふうに思えるのです。
子育て真っ最中の当事者であれば、
やっぱりムリだよね。
子どもの寝顔を見ていると、
これ以上大切なものはない と
心から思います。
でもね、
あれだけたいへんな場面になると、
やっぱり もう、
自分の苦しさやたいへんで
いっぱいになってしまうのですよ。
昔も今も、誰だって そうですよ。
後で 後悔するのですよ。
だからね、ママ 素直に正直に
子どもに自分の気持を伝えよう。
あのときはママ、ほんとうにたいへんで
頭がっぱいで、
よく聴いてあげられなくて ごめんね。
いっぱいだめママなとこもあるけど、
○○ちゃんがいつでも大好きだよ。
どうしてもイライラが止まらない?
今さらそんなこと面と向かって言えない?
だったらね
眠りについた子どもの背中に向かって
素直に正直に伝えてごらん?
必ず 届くよ。
わかってくれるよ。
もう、やだ! だけど 大好き!
めちゃくちゃだけどホンネのママの気持
正直な気持ち これだけは
ちゃんと 伝わるからね。
がんばっている人も
がんばれない人も
がんばらないようにがんばっている人も
今日も、ありがとうございます。