みなさん こんにちは。
東京は 今日も寒い朝を迎えました。
日中は日がさしてきています。
光と明るさは もう春になってきました。
あと少しですね。
さて
娘と8か月のおチビさんが来ています。
おチビさんは人見知りになってきました。
先日 4月から入園する保育園の
面接がありました。
ママ以外の人が抱っこすると
ギャン泣きだったそうです。
娘の友達たちの話を聞いても、
やはり
ママたちが揺らぐ月齢ですね。
人見知り 場所見知り
ママを追い求める小さな目と手が、
育休が終了間近になってきた
ママたちの心を揺さぶります。
こんなに、小さいのに。
そんな デリケートな時期に
こんなにかわいいのに、
保育園に入れるの?
かわいそうに
なーんていう、
ベテランの一言が矢のように突き刺さります。
まるでお天気や
季節のご挨拶をするように
さらっと なにげなく言う。
その言葉で 悶々と悩んだりします。
時代が違うのです。
結婚して子どもを生んでも、
仕事を続ける。
時代なのですね。
我々 昭和の時代の常識は、
今の常識ではないのです。
せめてもう1年。
そしたら ぐんとしっかりするでしょう。
わかっています。
だから、みんなそうするでしょう?
だから、1歳児ワクはすごい倍率になって
保育園落ちた!
なんてことになるのでしょう?
ママたちは、どんな情報も知っていますよ。
時代がどうこう、 というよりも、
ハナから
いいとか、悪いとか
正しいとか、まちがってるとか
そういうのは、ないのです。
人の数だけ
生まれたら、これをやろう!
と、決めてきたことも違うのです。
当然、その途中にたどる道筋も違います。
ママと一緒にいる時間が短くて
寂しいこともあるでしょう。
でもね 子どもというのは、
好奇心のかたまりです。
乾いたスポンジのように
ありとあらゆるものを吸収します。
ここまで生きてくると わかります。
学んだことや、教わったこと、覚えたこと
こういうのは、だんだん薄れて
消えていくものも多いです。
そもそも ほかの人の知識です。
アラカンまで来るとね
自分という大きな書棚に、
人生を生きた分だけ引き出しがあって、
それで カラにならずに
最後までしっかり残っている引き出し。
それはね、
自分の体と心で体験して
そして体得した知恵 だけですよ。
人から教わったものなんて
ハナからその人のものです。
その人の体験です。
その人にとっては本物だから
引き出しに残っているでしょう。
でもね、コチラの経験じゃあないのです。
それは やがて薄れて
引き出しから消えます。
だったらね、 ほら、
たいけんしたものがち ってことですよ。
どのくらい暗記したか、ではなくて、
どのくらい多くの人とかかわって
見て、聴いて、体験したか ってことですよ。
24時間 母と子が2人っきりでずーっといると
必ず煮詰まります。
依存の苦しみも生まれやすいです。
兄弟姉妹が一緒なら、
とても早い段階で お母さんをめぐって
強い競争心、ときには悪意も
生まれたりします。
何がいいか、悪いかなんて
誰にもわかりませんね。
人の数だけ
いいと思うことは違います。
歳を重ねれば重ねるほど
ウンチクだの、○○であるべき だの
決して軽々しく口にするのはやめよう と
思いますよ。
平成も終わり、もう令和です。
今日と同じ明日は来ない時代を迎えています。
おチビさんたちも、ママたちも
たくさんの人に会って
楽しいも しんどいも 体験してください。
自分の引き出しを
やまほどたくさん持ってください。
人生には とんでもないことが起こります。
そのときに チカラとなるのは、
自分の中に眠る
自分だけの体験から得た知恵
これだけだったように思うのですよ。
がんばっている人も
がんばれない人も
がんばらないようにがんばっている人も
今日も、ありがとうございます。
」