みなさん こんにちは。
昨晩は大雪の予報だった東京ですが、
みぞれ交じりの雨となりました。
今朝は道路の積雪もありません。
みなさん 雪の被害は大丈夫でしょうか？
さて
娘一家が近所に住んでいます。
三連休の朝に ピンポーン。
パパと生後７か月のおチビさんがやってきました。
おチビさんは
電動二人乗り自転車の前カゴに
乗っています。
黄色いヘルメットをかぶっています。
大きすぎて 顔がほとんど見えません。
４月から保育園がスタートします。
パパが送っていきます。
その練習を２人で始めたようです。
いつもは 床のあたりで生活している
おチビさんですが
急にうんと高い位置から世界を
見ています。
おまけにスピードもある。
車に乗っているときと違って
寒いけれど風もあたるし、
いろいろな音が耳に入ってきます。
生まれてはじめての体験を
小さな頭の中で情報処理するのが
追いつきませんね。
何やら神妙な顔をしています。
おすわりができるようになると、
一気にやれることが増えますね。
寝返りできるようになったときも、
うれしくてゴロゴロ。
ずっと寝ていたときより
運動量がぐんと増えて、
顔も身体もひきしまってきました。
が、やっぱり床の上の世界です。
あきちゃうのですよね。
もっと上の世界が見たい！
抱っこして！
と要求することが多くなりました。
そしておすわりができました。
世界に高さが加わりました。
もう、楽しい！
自分用のイスにも座れる。
Ｂ型の座るタイプのベビーカーも使える。
親子自転車の前カゴにも座れる。
サイクリングもできる。
一気におチビさんの世界は広がりました。
そして今度は、もっと高い世界が見たい。
つかまって ほんの少し立てるようになってきました。
もっと 見える世界が広がりました。
すごいね。
自分が子育てをしているときには
ゆとりがなくて、
やらなきゃいけないことで手一杯でした。
今は客観的に第３者として
見ることができます。
面白いですね。
座るということは すごい。
立つということは さらにすごい。
二本の足で立つ。 そしてやがて歩く。
動物の進化としても
これは偉大なことなんですね。
４本の脚のうち、２本の足が余る。
これを使えるようになる。
手が誕生したのです。
道具も使えるようになった。
この進化はものすごいですね。
そして 何よりすごいな と思うのは
すべてのきっかけは、
○○したい！ という
おチビさんの欲求からスタートしている
ということです。
もっといろいろなものが見たい。
もっといろいろなものに触れたい。
もっといろいろ体験したい。
本人の強い欲求があってはじめて
人は進化してきたのですね。
うーむ。
とっくに育ちあがって
既に母となっている娘を見ていて
思います。
これやっといたほうがいいんじゃないか？
これはやめたほうがいいんじゃないか？
あれこれ わが子に思ったものです。
口に出したことだってある。
でも 今思えば 結局
本人がやりたいと思うことをやってきて
親は 結果として
応援することしかできなかった かな。
よかれ と思って親は
習い事にしろ、道具にしろ
いろいろ与えたものです。
でも
本人が必要と思わなかったものは、
結果として
スルーしてしまって体に残っていないですね。
空から降りてきたときに もう、
これをやりたい と決めてきているのでしょう。
その道の節目節目で必要なものを
親が不思議と与えたり、
子ども自身が強く望んだりします。
本人の
見たい！ 知りたい！ 体験したい！
というガソリンなくして、
進化といものはないのですね。
親が どんなに
最上級のガソリンを注入しても、
それでは車は走らないのです。
うーむ。
今さらながら
おチビさんに教えてもらいました。
がんばっている人も
がんばれない人も
がんばらないようにがんばっている人も
今日も、ありがとうございます。