みなさん こんにちは。
東京は暖かく日が差していますが、
どこか雨が近い気配が感じられます。
さて、街では春休み最後の週末となっています。
この時期になるとちょっと雰囲気が変わってきます。
3学期が終わって 卒業式を迎えて
新しい学校へとステージが変わったり、
新しい学年、クラスにステージが変わります。
これまで所属していた世界は もう
卒業しました。
けれどまだ次のステージ、新しい所属は
始まっていません。
ぽかっと空白になったような心もとない時間。
春休みって、そんな感じですよね。
春休みの初めのころは
今までのステージで一緒だった人と
会って遊んだりします。
家族ででかけたりもします。
が、春休み最後の週末を迎えるころになると
ちょっと様子がちがってきます。
まだ見ぬ新しいステージがいよいよ
目の前に来ているのです。
今ここにいる人たちは
そこにはいません。
となるとごく自然に、今までのステージで
かかわっていた人たちへの興味が
すうーっと薄れていくのです。
家族は?
このメンバーは変わりませんね。
しかし、各々は次の自分のステージのことで
あたまがいっぱいになってくるので
家族とどこかにでかけても
もうなんか、上の空で、
ちょっと どーでもいい感じです。
おとなの世界でも似たようなことがあります。
辞令が出ました。
でもまだ今の勤務先に通っています。
退職願 出しました。
でもまだ、引き継ぎしながら
今の職場に通っています。
こんな期間っていうのは、
やっぱり人生の春休みのような気分です。
これまでの世界はもう カクジツに卒業。
なのにまだ次の世界はスタートしていない。
どこにも居場所がないような
心もとない時間です。
家族といえども同じですね。
ずっと同じ構成員でいるわけではありません。
あめでたいこと、悲しいことがあって
構成員のメンバーは変わります。
ちがう家族の構成員になったりもします。
いつでも 誰にでも どんなところにも
ゆらゆらした こんな春休みの時期というのは
存在します。
そして、時代そのものにも同じように
春休み が、存在するのですね。
1999年から2000年に変わったり、
年号が変わったり
そういった目に見える区切りに
よるものではなく
なんとなく漠然とだけれど、まちがえなく
空気が、風が、変わった!
という節目もあります。
これまでのステージが
これまであたりまえと思ってきたことが
これまでのよし と思ってきた生き方が
すっかり終了した。
卒業です。
このことが、
どんなに見ないように努力しても もう、
どうしようもなくわかってしまった。
なのに、次のステージが見えない。
どんな世界が始まるのかわからない。
そんな、春休み のようなトキが
あるのです。
今が そうですよね。
春休みの最初のころは
今までのステージで馴染んでいた
人、考え方、良しあし、フツウ などと
一緒に過ごしています。
しかし春休み最後の週末あたりから、
空気が変わります。
この人 この考え方 この良しあし このフツウ
とは、 もう卒業しているのです。
次のステージへは、一緒に行けません。
どんなステージが待っているのか?
そんなこと わかりません。
とにかく 飛び乗るしかありません。
変わらないのは ただひとつ。
自分自身。
これだけです。
これで十分です。
ちょっと怖くて どきどきして、
そんな甘酸っぱいハートで、飛び乗ります。
新しいローファーは、
かかともつぶれてないし、まだ固い。
さあ、念のため準備できるのは
バンドエイド くらい?
大丈夫。
ずっと変わらない自分自身がいるじゃない。
さあ、 軽く 明るく あたたかく。
春休みが、もうすぐ終わります。
がんばっているひとも
がんばれないひとも
がんばらないようにがんばっているひとも
今日も
ありがとう ございます。