みなさん こんにちは、

 

 

東京は久々のしっかりした雨です。

 

地震の被害が大きかった地域では

雨の影響は、大丈夫でしょうか。

あの震災から10年を迎える直前に、心が痛みます。

 

 

 

 

さて、アラカンmotherは、

人の心の揺れを 敏感に感じ取ってしまう体質です。

 

気づかない人にはなんでもないことでも、

感じ取ってしまう人は、気づいたとたんに

その同じ気持ちを 共有してしまいます。

 

 

 

以前、あるセラピストさんは、アラカンmotherのことを

サイキックスポンジ と呼びました。

 

 

こういうタイプの人が

苦しんでいる人と接したり 話をしたりすると、

意識しないうちに

その人の苦しみを吸い上げてしまうのですね。

 

 

その結果、

もともと苦しかったお相手は、苦しみがラクになります。

 

 

それを、 癒された  ヒーリングされた  だのと

言い表すこともあります。

 

 

一方、 吸い取ってあげた方は 重く苦しくなります。

 

 

こうならないように、専門のヒーラーさんたちは、

この受け取った苦しみを取り除く方法。

または

なんとしても受け取らない方法。

などを、きちんと身に付けているものです。

 

 

 

しかし、いっときとはいえ、これでは

病人が、ひとりから2人 になってしまいますよね。

 

精神科や神経科のドクターたちにしても、同様だと思います。

 

 

 

 

で、 何十年も アラカンmotherは、できるだけ

 

たすけてー!

 

というオーラを出す人には 近づかないようにしつつ、

病人が2人になってしまうやりかた以外で

その人の苦しみをやわらげるやり方はないものか?

と、考えてきました。

 

 

 

いろいろな人を観察していくと、

誰かが 苦しいだの 大変だの と言い出したとき

 

へー。 そうなんだ。

あ、そういえば 昨日言ってた アレ ね。

 

と、軽く流して

すぐ、自分が興味のあることに戻れる人。

 

 

一方、

そうなの、 大変ねえ。

 

と、身を入れて聞いてしまう人。

 

どちらもいますね。

 

 

 

で、後者のほうが、良い人のように思えますが、 案外 逆で、

前者のほうが、結局 苦しんでいる人にも救いになっているのですね。

 

 

 

 

暗く 重く 苦しい世界にずーっといることを軽く拒否されて、

明るく 楽しい 興味ある世界を提示してくれた。

 

 

 

どんなに苦しいときでも、ひょい と横を向いてみたら、

この春の新色だとか、いま流行りのスイーツだとか、

明るい世界は存在しているのです。

 

 

ただ、目をそこに向けようとしていないだけ。

 

いつも同時に いろいろな世界は存在しているのに、

同じ暗い世界しか見えていないだけです。

 

 

 

情のある優しさから、この暗ーい世界へ

出向いてくれる人より、

 

暗ーっっ!  やだやだ。

それより さあ。

 

と、明るい世界へいざなってくれる人のほうが

よっぽど よいヒーラー です。

 

 

病人が 一人から二人になるのではなく、

病人が いなくなるのです。

 

 

 

だんだん 時代が変わってきて

この二つの世界の人は

いっしょに存在できなくなってきているように思います。

 

 

明るい世界へおいで! といざなってくれる手が、

さしのべられなくなります。

 

同じような どよんどよん具合の人ばかり

同じような ふわんふわん具合の人ばかり

が、集まる時代です。

 

 

そうなると、いつも暗ーい人ばかりで

どよんどよん グチグチ と

永遠に続いてしまいます。

 

 

 

 

人に何か救いの手を求めるのではなく、 自分から、

より明るい 軽い 暖かい世界へ目を向けていきましょう。

 

 

 

大丈夫。

 

ドツボ にはまった苦しいときでさえ、 いつでもすぐ隣に

 

そんな世界は、 ちゃんと存在しているのですよ。

 

 

 

 

 

 

がんばっているひとも

 

 

がんばれないひとも

 

 

がんばらないようにがんばっているひとも

 

 

 

 

今日も 

 

 

ありがとう ございます。