こんにちは!
ひろば留学就職スタッフです!
前回は、特定活動就労ビザ(E-7ビザ)についてお話させて頂きました。
まだ読まれていない方はそちらも是非、ご参照ください!
E-2ビザとは
今回は、韓国で日本語の先生をする事ができるE-2ビザをご紹介します。
こちらは、【会話指導ビザ】とういって会社、放送局所有の学校、小学校、中学校、または高校で外国語を教えようとする駐在員のためのオプションです。これは2年間有効な複数入国ビザであり、従業員は2年ごとに更新することができます!
こちらのビザは、まず学校や会社で面接を受けて採用をされてから申請となります!
日本語講師として採用されるには
まず会社や学校にて日本語講師として採用してもらうには大きな壁があります。
日本語講師を雇うにあたりいくつか条件があるからです。
▼主な条件
①日本語教育専攻者または副専攻者
②日本語教育能力検定試験合格者
③日本語教師養成講座420時間修了者
④日本語教育機関等で授業経験の有る者
⑤四年制大学卒業者
このように、韓国で日本語教師として採用してもらうという事は並大抵のことではありません。
特に、4年制大学を卒業していないとビザ発行が難しいですのでこちらも要注意です!
大学は卒業したけど日本語教育を専攻していない方↓↓
日本語教師養成講座を受講したり、検定試験に合格されることが近道となってきます!
やはり韓国では企業でも専攻や経験、学歴を重視していたり専攻が全然違うとビザが発行されにくいという事もありますので
できる限り、上記の条件を満たして採用面接に挑むことが大切です。
ビザ申請方法
無事、面接にて採用されたらE-2ビザを申請します。
E-2ビザは1人では申請できないので雇用してくれる会社や学校の担当者より必要書類を準備してもらいましょう。
必要な書類としては、
①パスポート(写真欄のコピー)
②履歴書(写真付き)
③カラー証明写真(3か月以内に撮ったもの)
④健康診断書
⑤学歴証明書類(交証を受けたもの)
⑥犯罪経歴証明書(交証を受けたもの)
⑦講師契約書
⑧ビザ申請書
こちらが必要となってきます。
詳しくみていくと、
犯罪経歴証明書
証明書の発行は日本の各都道府県警、もしくは韓国滞在者の場合、ソウルにある日本大使館でも申請することができます。私はソウルにいたので、日本大使館で手続きをしてきました。この場合に必要なものはパスポートで、指紋原紙に指で捺印するだけです。所要時間はだいたい30分くらいです。
学歴証明書類
✔学位記のコピー
✔成績証明書の原本
✔学位授与証明書の原本
この3点が必要となります。こちらは大学に問い合わせをして発行してもらいましょう!
そしてこれらの証明書類を提出する上で大切なのが【公証(アポスティーユ認定)】です。
日本国内で発行された証明書類は、日本国内でのみ有効であり、海外に提出しても効力はありません。
しかし、外務省より公証(アポスティーユ認定)を受けると、海外でも有効のものとし提出する事ができます!
公証(アポスティーユ認定)の方法
公証(アポスティーユ認定)を受けるにはまず公証を受ける必要がある書類を全て英文で準備する必要があります。
書類が準備できたら、アポスティーユ認定を受けに行くのですが、
・国公立大学
・私立大学
によって手順が異なります。
まず、重要なのがアポスティーユ認定は公文書のみ受けることができます。
国公立大学より発行された書類は公的機関が発行したものなので公文書となりますが、
私立大学より発行された書類は私文書となります。
アポスティーユ認定を受けるには、
【公文書】
管轄の外務省にてアポスティーユ認定を取得
【私文書】
選択肢①:公証役場で交証を受ける⇒外務省でアポスティーユ認定取得
選択肢②:ワンストップサービスで公証役場で即日公証・アポスティーユ認定を取得
▼申請に必要な書類
・公文書原本
・身分証明書(例:免許証やパスポート)
※返信用の封筒は郵送で受け取りの場合のみです(返送先の住所と切手は必須)
そして、私文書は、都道府県によって手順が変わってきます。
■東京・大阪・神奈川の公証役場
→手続きが一気にできます。つまり、公証役場に行くだけでアポスティーユがもらえます。これを「ワンストップサービス」と言います。
■埼玉・千葉・茨城・栃木・静岡・群馬・長野・新潟の公証役場
→法務局での手続きを公証役場でしてくれます。つまり、法務局へ行く必要がなくなり、公証役場で公文書にしてもらえば、外務省に行ってアポスティーユ認定を取得します。
■それ以外の都道府県の公証役場
→公証役場では公証人の認証手続きだけしてくれます。なので、法務局と外務省にもいかないといけません。
選択肢①:私文書⇒公証役場⇒アポスティーユ認定
▼公証役場で公証人の認証をもらう際の必要書類
・私文書の原本
・身分証明書(例:免許証やパスポート)
・宣言書
・手数料:1万1,500円
▼法務局で公証人押印証明をもらう際の必要書類
・私文書の原本
・公証人証明書
・宣言書
・返信用の封筒※
・手数料:無料
※返信用の封筒は郵送で受け取りの場合のみです(返送先の住所と切手は必須)
▼外務省に行く際に必要な書類
・公文書の原本
・公証人証明書
・公証人押印証明
・宣言書
・申請書(ダウンロードはこちら)
・返信用の封筒※
・手数料:無料
※返信用の封筒は郵送で受け取りの場合のみです(返送先の住所と切手は必須)
選択肢②:私文書⇒ノンストップサービス利用
▼公証役場で公証人の認証をもらう際の必要書類
・私文書の原本
・身分証明書(例:免許証やパスポート)
・宣言書
・手数料:1万1,500円
これでビザ申請のための書類が準備できたら、それを出入国管理局へ提出します!
そうすると会社または学校に【ビザ発給認定書】が発行されます。
※ビザ発給認定書がないとビザ申請できないので注意!
これとパスポート、証明写真を持って管轄の出入国管理局へビザの発給申請をしに行きます!
E-2ビザは提出物も多く大変なのですが、一度乗り越えれば韓国で日本語の講師として働く事ができるので
まずは、採用までの準備からビザ発行までの手順をしっかり確認して準備しましょう!
尚、ビザに関する情報は変動がありますので申請前に予め【ハイコリア】または【電話番号1345】にて確認しましょう!
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