子ども部屋の数、いくつ作る? Vol.2 | アーキシティ研究所のブログ

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福岡と熊本の建築事務所の日々のできごと。

こんにちは。アーキセンスです。
今回は、子ども部屋の数について考えていきたいと思います。
「お子さまの人数分、用意するべきなのか?」
それとも「最近流行りのフリースペースを採用するのか?」
一緒に、お子さまにとっての最適スタイルを考えていきましょう!

 

 

 フリースペースタイプの子ども部屋、どう使う?

 

子ども部屋を家具で間仕切る

パーティションや本棚など、高さのある家具を活用し、個室を作る方法があります。

市販品を活用してもいいですが、予め、間仕切りも可能な稼働タイプの収納棚を作っておき、

フリースペース時には壁際に設置して使用。

 

個室が欲しくなったタイミングで移動させ、

間仕切りとして使用するといった方法もあります。
 

この方法だと、気軽に間仕切ることが出来ますので、

お子さまの成長タイミングにぴったり合わせることが可能です。

 

また、お子さまが独立された時もスムーズにフリースペースに戻せますから、

活用の幅が広がるというメリットもあるでしょう。

注意点としては、子ども部屋の数を確保した時点において、

通風や採光などが問題ないよう、適切な間取りとすること。

もちろん、アーキセンスの設計は、その点をきちんと考慮したデザインとなります。ご安心ください!

 

 

壁を作って子ども部屋を作る

もちろん、壁を作るリフォームにて、子ども部屋の数を設けることも可能です。
その場合、お部屋のサイズや施工内容にもよりますが、

30~50万円程のご予算で、2~4日程度の施工日数が目安。

アーキセンス設計の住宅は、

『今後、間仕切る可能性がある』というお部屋においては、

通風、採光、コンセント、出入口の確保など、当初の設計段階より組み込みますので、

いざリフォームとなった際、とてもスムーズに進めることが可能です。

もちろん、他社さんによる住宅においても、

後付けで壁を取り付けることは可能です!

全てのお部屋が使い勝手のよく過ごせるよう設計いたしますので、何でもご相談ください!

 

 

 ご提案!【流動スタイルの子ども部屋】

お子さまが『自分の部屋』を欲しがる年齢に、コレといった決まりはありません。


性格や個性が関わるため、小さくても欲しい子もいれば、

思春期になっても要らないという子もいます。

それを、設計の段階で見抜くのは、至難の業でしょう。

また、『お子さまの人数=子ども部屋の数』とはならない場合もあります。
フリースペースタイプの子ども部屋を間仕切る際、このようなケースがありました。

<ケース1>

長女・次女・長男の、3人きょうだい。
一番下の男の子が小学校に上がったタイミングで「部屋が欲しい」との希望があり、

フリースペースの間仕切りを行いました。
 

しかし、長女と次女は仲が良く、同室を希望。
よって、長女と次女用に大きめひとつと、長男用の小さめひとつという施工を行いました。

<ケース2>

男の子3人のきょうだい。

下2人は年子で幼稚園生ですが、長男は中2。年齢差のあるご兄弟です。
施工は、受験に備え、長男だけの部屋を先に用意したいとのこと。

下のお子さまはまだ小さいため、フリースペースのままがご希望です。
 

そこで、壁を作り、長男のお部屋のみ少し内装を加え、

フリースペースは変更せずという施工を行いました。

 

流動できるスタイルは、とても大きなメリットがあります。
アーキセンスでは、様々な場面において、お客様のご希望を丁寧にきめ細かくヒアリング。


だからこそ、お客様の“求める”暮らしについて、数多くのご提案をご用意できます!
「今、どうありたいのか?」だけでなく、「数年後、数十年後の未来」まで、

しっかりと見据えるのが、アーキセンスです。