クリスマスのケーキ、お正月のおせち、バレンタインのチョコレートと並んで、
節分の恵方巻がいつの間にか国民の行事食になっていました。
今日の新聞のチラシも、恵方巻だらけです。
この度初めて、とあるお弁当屋さんから
「恵方巻作るの手伝ってくれん?」と言われ、
好奇心から軽い気持ちで請け負ってしまいました。
そんなに大々的に作ってないだろうと高をくくっておりましたが…。
なぜか2回に分けての出勤で、
一回目は1月末に夜中1時から朝方5時半までで約500本。
その時は、初めて見る巻きずしメーカー
海苔にご飯を広げてくれることに感動して拍手し、
人間は具材を置いたり(巻くのも機械がやってくれます)、
箱に収納したりの簡単な作業で、
人間も3人だったので、和気あいあいと終了しました。

今日は、いよいよ本番で、人間も9人に増え、
時間も昨夜の21時から、休憩30分挟んで今日の朝5時半まで。
作業も、機械がしてくれるのは最初の海苔の上にご飯を置くだけ、
あとは全部人力の流れ作業です。
本数も一気に3,500本余りに増えました。
ずっと立ちっぱなしなので、寒いわ眠いわで、
ただひたすら時間が過ぎるのを祈るのみ。
不思議なもので、同じ作業をずっと続けていると、
「無の境地」になりまして、意外と時間はあっという間に過ぎ去ります。
途中で機械が動かなくなったり、具材が足らなくなったりと
色々アクシデントはありましたが、
まあまあ順調に作業は終了しました。
こんなに時間をかけて、何かスペシャリストの海苔巻き職人になったかといえば。
私は、巻きずしの中心にピンクのでんぶをひたすら一直線に置く、
海老カツ巻きのレタスをいい塩梅に置く、ということしかやってないので、
「どうでしょう?」
さすがに今日は一日使い物にならず、
ちょっと横になるとすぐ寝てしまう、
テレビを見ていても目が閉じる、
ほぼグダグダ過ごし、ようやく夕方覚醒しました。
こういう経験もなかなかできませんが、
皆さん「南南東のやや南」を向いて恵方巻食べましたか?
私、気が付けば全然食べないで終わってしまいました。


