この人となら―と思った瞬間、
あなたは既に騙されている!
人生はどんでん返しの連続だ――
という、うたい文句に惹かれて
読みました。
●理想の男
●婚活マニュアル
●リケジョの婚活
●代理婚活
の四篇の短編からなり、いずれも「婚活」をテーマにしています。
シリアスな事件ではなく、結婚できるかどうか右往左往する当事者たちの話を
第三者として見てしまう、でも全て面白かったです。
作者の秋吉理香子さんは15歳でアメリカに移住。高校卒業と同時に日本へ帰国。早稲田大学第一文学部を卒業した後、再びアメリカに渡り、ロヨラ・メリーマウント大学院にて映画・TV製作修士号取得。数々の映画関連会社で働く。
2008年、「雪の花」で第3回Yahoo! JAPAN文学賞を受賞。2009年、受賞作を含む短編集『雪の花』を刊行。受賞後第1作となる『暗黒女子』は台湾、韓国、インドネシアでの翻訳出版が決定している。(Wikipediaより)
最近は、婚活アプリなどの進化で、意外と簡単に出会って
結婚にまでいってしまう人が多いようですが、
この本で出てくる人たちは、
本当に真剣にお相手を探そうとする姿勢がよくわかります。
「理想の男」では、
地元の結婚相談所で紹介された男性は、ハンサムで真面目、収入も十分。
しかし、相談所に入会して3年たっても結婚相手がみつからないという。
何か裏があると感じた主人公の女性は、
これまで男性が紹介された女性たちに会いに行くが、そこには驚愕の事実が!
…という感じです。
婚活中は相手に好かれたいという思いが先走り、とにかく必死!
いいとこばかり見せようとします。するとそこには人生のどんでん返しが。
とにかくめちゃくちゃ面白く読めるので、ぜひご一読を!

