2020年の紅白歌合戦で、
YOASOBIが歌唱したスポットが印象深く、
ずっと行ってみたかったところです。
「埼玉」というだけで、凄く遠い印象だったのですが、
調べてみると一時間以内で行ける意外と近場でした。
「東所沢」の駅周辺は、建物の高さが低く、
田舎の地元とそんなに変わらない懐かしい風景です。
ミュージアムは紅白中継と同じ2020年にオープンした
「ところざわサクラタウン」の中にできたものです。
図書館と美術館と博物館が融合しています。
設計は世界的建築家の隅研吾氏。
多面体の岩デザイン。
まずはこの形に度肝を抜かれます。
周りの景色も珍しいものが色々あります。
中に入ると、なぜか一つ目小僧さんがお出迎え。
2階のグランドフロアーで説明を聞いて、
まずは最上階の5階から見物です。
4,5階は吹き抜けで、
5階は「武蔵野ギャラリー」としての展示物があります。
昨日はハンモックがあり、腰掛自由のスペースです。
文学賞棚、図書館、博物館、美術館の融合です。
4階へ下りる階段には階段書架「アティックステップ」。
そして4階は「本棚劇場」。
高さ約8メートルの大迫力の巨大本棚には
およそ5万冊が収納され、
天井近くまで本がぎっしりと積みあがっています。
しばし我を忘れて、上を見上げる!
「すご~い!」という声しか出てきません。
(心の中の叫びですが)
この上の部分は5階からも観る事が出来ます。
ここが、YOASOBIが演奏した場所です。
完成から4か月でこの場所を使うとは、凄い発信力です。
ここでは、本から火が出たり煙が出たりの
プロジェクションマッピングも公開されています。
4階にはその他「ブックストリート」
「エディット&アートギャラリー」
「荒俣ワンダー秘宝館」などがあります。
ブックストリートでは2,5万冊の本があり、
自由に閲覧できます。
2階の「角カフェ」で外の景色・水盤を見ながら休憩。
ほっと一息です。
コーヒーも350円というお安さ。
その代わり紙コップですが、上等です。
3階はアニメミュージアムがありますが、
今回はパス。
1階のグランドギャラリーでは、
今「サルバドール・ダリ」の展示会。
1100㎡以上の空間で「体感型デジタルアートギャラリー」を観る事が出来ます。
次々展開される音楽と映像に、
大人も子供も引き込まれていきます。
ただの絵画の展示とはまた一味違った空間です。
外にも面白いものがたくさん。
武神像・大魔神像が建つ
武蔵野坐令和神社というモダンな神社があります。
夜になるとライトアップされる大鳥居、かわいい小鳥居、
オシャレな本殿など、夜の来館者にも楽しめるものがあります。
その他、ショッピングモールや食堂など、
あらゆる年代層の人が楽しめる施設です。
が、まだまだ入りきれなかったところもたくさんあります。
昨日は平日で、比較的すいていて
ゆっくり見られました。
長年の夢がかなって大満足です。
これは来る価値ありです!