今日は、昔から興味深い「アイヌ民族」の世界に触れてきました。

 

 

アイヌ語で家屋の事を「チセ」といい、

男性はマキリ(小刀)で木を彫り出し、独特の文様を刻み、

女性は樹皮から作った糸で布を織り、

刺しゅうを施してアットゥシ(樹皮衣)を作りました。

 

様々な民具や衣服、チセの作り方など展示してあります。

 

国立近現代建築資料館は、

「旧岩崎邸庭園」に隣接した洋館の中にあり、

本当に人知れずのような建物です。

 

 

まずはせっかくなので「旧岩崎邸庭園」の入場料を払い、

馬車道を登っていきます。

 

 

この資料館の入場自体は無料なので、

勝手に入っていきます。

意外とたくさんの観覧者の数。

皆さん熱心に展示物やビデオの見学をされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スペースは1フロアしかなく、

ちょっと物足りなさもありますが、

本物のアットゥシや工芸品は

手が込んでおり奇麗でした。

 

目の前が「旧岩崎邸庭園」です。

 

 

 

三菱財閥創設者岩崎彌太郎といえば、

未だに「龍馬伝」で彌太郎を演じた香川照之氏の印象が

強烈に残っています。

 

その彌太郎の長男で、三菱第三代社長久彌の本邸として建てられたところです。

 

当時(明治29年)は、約15,000坪の敷地に

20棟もの建物が並んでいたそうですが、

現在は3分の1の敷地で、

洋館、撞球室(ビリヤード)、和館大広間の

3棟が残されている…。

 

逆にこの7倍も部屋があったの!と

庶民はただひたすら驚くばかりです。

 

各部屋の天井、壁紙、床板などが

全て違うデザインで、

贅の極みを尽くしている、

というのはまさにこの事ですね。

 

 

 

 

 

 

 

ご家族の写真も、やはり品がある。

皆さん、お綺麗です。

 

 

湯島ブラ散歩はまだ続きます。

 

ここから少し離れたところに、

学問の神様で有名な湯島天神があります。

 

こんなに近かったっけ?と迷う間もなくすぐ到着。

 

 

 

今の時期は、受験に受かった人の「お礼参り」の時らしく、

みなさん義理堅くその受付に並んでました。

 

 

 

ものすごい量の「合格祈願」の絵馬の上に

「合格しました」のお礼の絵馬が山盛り!

3か所もありました。

 

 

 

 

昔も今も、こういう風習は変わらないものですね。

 

どこに行っても外国人の観光客が多いのですが、

帰りの電車2両が、

丸々スーツケースを持った欧米人で満杯でした。

さすがに驚いたです。

 

どこへ行かれるのか、赤坂見附でドッと降りて行かれました。

 

そっちも興味ある…。

 

本日のパン。クッペ(フランスパン)。

 

外はカリカリ、中はしっとり。

難しいパンです。